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運営者:パプリカ
・板前一筋22年
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【もう一度一緒に働きたい!】と思われる板前|人格者を目指す

先輩の板前

板前も20年以上続けてると、たくさんの人と一緒に働いてきたなぁ〜

先輩の板前

でも、また一緒に働きたいと思える人はどうしてこんなに少ないんだろう…

なぜ「また一緒に働きたい板前」は少ないのか?

板前として20年以上働いていると、多くの仲間と共に仕事をしてきたことに気づきます。

しかし、「また一緒に働きたい!」 と思える人は意外と少ないのが現実です。
なぜでしょうか?

板前の世界では 「技術がすべて」 と思われがちですが、実際には 「人間性」 も大きく評価されます。
本記事では、以下の内容を詳しく解説します。

技術だけでは評価されない理由
「また一緒に働きたい」と思われる板前の特徴
信頼される板前になるための行動指針

これを知れば、技術だけでなく職場での信頼を築き、長く活躍できる板前になれるはずです。


目次(INDEX)

なぜ「人格者の板前」が少ないのか?

板前の世界には、卓越した技術を持つ人が多くいます。しかし、その中で 「人格者」と呼ばれる板前は意外と少ない のが現実です。

その理由として、以下の 「ヘタ前3つの特徴」 が挙げられます。

では、それぞれの問題点を詳しく見ていきましょう。


【ヘタ前①】「料理の腕がすべて」と勘違いしている

「技術さえあれば、一流の板前になれる」
そう考えている人は少なくありません。

もちろん、包丁さばきや味付けは板前として最も重要なスキルです。
しかし、どんなに料理の腕が良くても、職場での振る舞いによっては 「一緒に働きたくない」と思われてしまいます。

技術が優れていても評価されない板前の特徴

魚をさばかせれば芸術のような包丁さばき
味付けも完璧で、一流の仕上がり

しかし、職場での態度が以下のようではどうでしょうか?

後輩には横柄な態度をとる
自分が忙しいときは周りを顧みない
助けを求められても「お前の仕事だろ」と突き放す

こうした行動が続くと、どんなに技術が優れていても 「もう一緒に働きたくない」 と思われます。

職場の雰囲気が悪くなる
彼のもとに人が集まらなくなる
どの店でも長続きせず、転々とする

板前の仕事は 「チームワーク」 が重要です。
料理の腕だけでなく、職場の人間関係を円滑にする力 も求められます。


【ヘタ前②】「自分が正しい」と思い込み、変化を拒む

経験を積めば積むほど、「自分のやり方が正しい」 と思い込みやすくなります。

確かに、長年の経験に裏打ちされた技術や知識は貴重です。
しかし、これが 「他人の意見を受け入れない理由」 になってしまうと、成長が止まってしまいます。

変化を拒むことで失うもの

例えば、若い板前が 「新しい仕込み方法」 を提案したとします。

頑固な板前の反応:「余計なことをするな!俺たちのやり方が正しいんだ。」
柔軟な板前の反応:「なるほど。効率が良くなりそうだな。試してみよう。」

変化を拒む板前がいると、職場の成長も止まります。

後輩は意見を言えなくなる
店は時代遅れのやり方に固執する
結果として、競争力が落ちる

どんなに経験を積んでも、新しい知識や方法を学び続ける姿勢がなければ、成長はありません。
料理の世界は日々進化していることを理解し、柔軟に対応できる板前こそが信頼されるのです。


【ヘタ前③】他人の気づかいに感謝しない

板前の仕事は 「一人で完結するものではない」 ということを忘れてはいけません。
仕込み、調理、盛り付け、配膳――どの工程も仲間との連携があってこそ成り立っています。

しかし、経験を積んだ板前ほど 「自分の実力だけでやっている」 と勘違いしがちです。

感謝を示さない板前の末路

感謝を忘れた板前は、次第に 周囲の信頼を失っていきます。

後輩は「手伝いたくない」と思う
仲間は「この人のために動きたくない」と感じる
結果として、一匹狼になり、職場で孤立する

しかし、信頼される板前は違います。
「ありがとう」を口にする
仲間の働きを評価する
自分も周囲を支える姿勢を持つ

技術だけでなく、人間性を磨くことが「また一緒に働きたい板前」への第一歩です。

一緒に働きたいと思われる板前に共通する3つの特徴

人格者であることの価値

長く活躍できる板前の条件 は、 周囲の人から信頼される人間性を持つこと(=人格者)です。

周りを見て動ける
柔軟な考え方を持っている
「人として」尊敬される行動をする

こうした姿勢を持つ板前こそが、 「また一緒に働きたい」と思われる存在 なのです。

では、 信頼される板前 とはどんな人でしょうか?
その 3つの共通点 を紹介します。


① 周りを見て動ける

厨房では、 自分の仕事だけでなく、全体を意識すること が求められます。
営業中に自分の作業が一段落したとき、どのように行動するでしょうか?

行動評価
ぼーっと立っている× 信頼されない
スマホを触る× 信頼されない
他の仲間を手伝う〇 信頼される

信頼される板前は、迷わず3つ目の行動を選びます。
なぜなら、 自分が動くことで、店全体がスムーズに回るから です。

具体例:忙しい時間帯の行動

悪い例:「俺の仕事は終わったから休憩しよう」
良い例:「揚げ場が混んでいるから、手伝おう」

厨房では 「自分がどう動けば、全体が良くなるか」 を考えることが、信頼される板前への第一歩です。


② 柔軟な考え方を持っている

自分のやり方が正しい」と思い込んでいると、成長が止まります。

例えば、若手が新しい仕込み方法を提案したとします。

タイプ反応結果
頑固「そんなやり方は知らん!昔からこうやるんだ!」成長が止まる
柔軟「面白いな。試してみよう。」店の進化につながる

技術があるベテランほど、 自分のやり方に固執しがち です。
しかし、 時代とともに調理技術も進化 しています。

常に学ぶ姿勢を持ち、新しいアイデアを受け入れることが、信頼される板前の条件です。


③ 「人として」尊敬される行動をする

料理の技術だけでなく、 「また会いたい」と思われる人間性 こそが、長く活躍できる板前の条件です。

修行時代、親方にこう言われました。

「お前の料理を食べて『うまい』と思うのは一瞬。でも、お前という人間を『また会いたい』と思うかは、一生の話だ。」

どんなに美味しい料理を作っても、 人間的に信頼されなければ、一緒に働きたいとは思われません。

信頼される板前の行動チェックリスト

✅ 後輩に偉そうにしない
✅ 先輩に媚びへつらわない
✅ 店全体を良くするために行動する

これらを意識することで、技術だけでなく「人として」も評価される板前になれるのです。

信頼される板前になるための行動指針

優れた技術を持っているだけでは、 「また一緒に働きたい」と思われる板前 にはなれません。
では、どのような行動を心がければ 信頼される板前 になれるのでしょうか?

ここでは、 信頼される板前に共通する3つの行動指針 を紹介します。


① 厨房全体を見て動く意識を持つ

板前の仕事は 「自分の仕事だけをこなせばいい」ものではありません。
厨房は チームで動く場所 です。 周りを見て、適切な行動が取れるかどうか が、板前としての価値を決めます。

信頼される板前の行動

✅ 自分の仕事が終わったら、次に何をすべきか考える
✅ 仲間が困っていたら、すぐに手を貸す
✅ ホールや洗い場にも目を向け、店全体の流れを意識する


② 後輩・先輩との関わり方を見直す

料理の世界では 「上下関係」が重要視される ことが多いですが、
本当に信頼される板前は、上下に関係なく人を大切にする ものです。

後輩への接し方

行動信頼される?
怒鳴るだけで指導しない✖ 信頼されない
ミスを責めるだけでフォローしない✖ 信頼されない
分からないことを質問しやすい空気を作る✅ 信頼される
ミスの原因を一緒に考え、改善策を伝える✅ 信頼される

後輩が成長すれば、店全体のレベルも上がります。
後輩を育てられる板前は、必ず周囲から信頼される存在 になるのです。

先輩への接し方

行動信頼される?
媚びへつらう✖ 信頼されない
意見を持たず、ただ従うだけ✖ 信頼されない
感謝を忘れず、敬意を持って接する✅ 信頼される
意見を伝えるときは、丁寧な言葉で冷静に✅ 信頼される

信頼される板前は、先輩とも対等なコミュニケーションを取れるものです。
必要以上にへりくだるのではなく、 敬意を持ちながらも意見を伝えられる姿勢 を持ちましょう。


③ 学ぶ姿勢を持ち続けることが成長につながる

料理の世界は、 「これで完成」という終わりがない ものです。
どれだけ経験を積んでも、 新しい技術や考え方を学ぶ姿勢 が求められます。

学び続ける板前の特徴

✅ 他の料理人の技術や考え方を積極的に取り入れる ✅ 新しい調理法や食材に興味を持つ ✅ 「自分はまだまだ成長できる」と考える

学ぶ姿勢がない板前の特徴

✖ 「自分のやり方が一番正しい」と思い込む ✖ 後輩や若手の意見を聞かない ✖ 新しい調理法を「余計なこと」と否定する

どんなに経験を積んでも、 学ぶ姿勢を失った瞬間、成長は止まります。
「もっと良い方法があるかもしれない」 という意識を持つことが、 信頼される板前への第一歩 です。

まとめ|信頼される板前は「人としての姿勢」が違う

どれだけ優れた技術を持っていても、「また一緒に働きたい」と思われなければ、長く活躍することはできません。信頼される板前になるためには、 技術だけでなく人としての在り方が重要 です。

信頼される板前の3つの行動指針

厨房全体を見て動く意識を持つ
後輩・先輩との関わり方を見直す
学ぶ姿勢を持ち続ける

この3つを意識することで、 「信頼される板前」=「また一緒に働きたい板前」 になれるのです。

技術だけでは一流になれない

料理は 一人で作るものではなく、厨房全体で作り上げるもの です。
厨房は 「人と人とのつながり」 で成り立っています。
だからこそ、 技術だけでなく人としての在り方を大切にできる板前こそが、一流 なのです。

「また一緒に働きたい」と思われる板前になるために

項目信頼されない板前信頼される板前
厨房の動き自分の仕事だけをこなす厨房全体を見て動く
後輩との接し方厳しく叱るだけ手本を示し、丁寧に指導する
先輩との関わり媚びへつらう、何も意見を言わない敬意を持ちつつ、意見を伝える
学ぶ姿勢自分のやり方に固執する新しい技術を積極的に学ぶ

「この人とまた働きたい」
そう思われる板前になるために、 人としての成長 も大切にしていきましょう。

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この記事を書いた人

板前歴22年。
日本料理の技術と知識と心構えを高めて、
自信を持ち、豊かな板前LIFEを送ろう。

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