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パプリカ先輩
・板前一筋23年
・ふぐ免許保有
・料亭、ミシュラン店、会員制クラブ勤務
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焦がさない・くっつかない!にんにくチップを上手に揚げる方法

3年目 あい

パプリカ先輩〜
にんにくチップ作ってみたんですけど……

パプリカ先輩

ありゃ〜
揚げムラがあって、焦げてるもの、くっついてうまく揚がってないものもあるね。

3年目 あい

はい……
にんにくを切って、揚げるだけではないんですか?

パプリカ先輩

にんにくチップのコツは
・均一の厚さに切ること
・水でよくさらすこと
・低温でじっくり揚げること

の3つなんだよ。

にんにくチップはシンプルながら、厚さや火加減などで仕上がりが変わる奥深い技。

この記事では、板前が実践する「にんにくチップの作り方とコツ」を解説します。

この記事を書くのはプロの板前!

  • 板前一筋22年、料理長経験
  • 東京都ふぐ免許保有
  • 都心の料亭やミシュラン獲得店、会員制クラブなどに勤務

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サクッと香ばしく、苦味なく仕上げるためのポイントを押さえて、プロの味に近づけましょう。

目次(INDEX)

にんにくチップの作り方:手順解説

にんにくといえば【青森県田子のにんにく】がとにかくうまい。まじでおいしいです。

【にんにくの皮をむく】

まず、にんにくの皮を一片ずつむきます。芯は取り除いておくと、後が楽ですが、とても手間がかかるので後回しにします。(揚げてから除くほうが手間がかからない)

【均一にスライスする】

皮をむいたにんにくを2〜3mmの厚さで均一にスライスします。

あまり薄くスライスすると、焦げやすく、食感もイマイチで見た目にも貧弱です。

2〜3mmの間で好みに合わせてスライスして下さい。

厚さを均一にすることで揚げムラがなくなります。包丁で切るよりも、スライサーを使うと早く均一に切れて便利です。

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【よく水にさらす】

スライス後、時々混ぜながら30分ほど水にさらします。さらすことでアク抜きされ、デンプンが流れ、にんにく同士がくっつくのを防ぎます。

くっついたままでは揚げムラの原因となります。

【しっかり水気を切る】

ザルにあげたあと、キッチンペーパーなどで水気をしっかり取ります。

【油で揚げる】

まっさらな(未使用の)サラダ油を用いて揚げます。

140℃に熱し、やさしく混ぜながら、油の中でゆっくりと水分を蒸発させていきます。

きつね色に揚がったら、丁寧に油を切り、常温まで冷ましましょう。

その後、シリカゲル(乾燥剤)と共にタッパーなどに保管します。

まとめ【ガーリックチップ】

板前歴22年以上のプロが解説する「にんにくチップの作り方とコツ」

ポイント
  • ①2〜3mm厚で均一にスライス
  • ②30分水にさらしアク抜き・くっつき防止
  • ③低温(140℃)でじっくり揚げる

スライサーを使えば均一な厚みに仕上がりやすく、揚げムラや焦げを防げます。丁寧に水気を取り、サラダ油でじっくり揚げた後は乾燥剤とともに保存。

プロの技を取り入れて、サクッと香ばしいガーリックチップを家庭でも再現できます。

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