新人 けんた先輩、パン屋さんで働く友だちが、パンシェルジュ検定を受けたって言ってました。



パンの製法や歴史・文化などの知識を問う民間の検定だな。3級から1級まである。



実際にパンを焼く実技もあるんですか?パン屋で働くのに必要な資格ですか?



実技試験はなく、択一式が中心だ。法律で必要な資格でもない。公式情報で整理しよう。
パンシェルジュ検定の各級の内容・受験資格・受験方法(会場・オンライン)・受験料・合格基準・合格率を、主催者の公式サイト(一次情報)だけで整理します。
この記事の要点
- パンシェルジュ検定運営委員会が主催する民間検定。3級(ベーシック)・2級(プロフェッショナル)・1級(マスター)の3段階
- 3級・2級は受験資格なし。1級は2級の合格が条件
- 年2回。会場(札幌・東京・名古屋・大阪)かオンラインで受ける(第33回は2026年9月6日)
- 第33回の受験料は3級4,900円・2級5,900円・1級7,700円(税込)。合格基準は3級・2級が70点以上、1級が80点以上
※2026年10月3日時点の公式情報にもとづきます。
パンシェルジュ検定とは?
パンの製法・材料・歴史・文化・マナー・衛生などの知識を問う検定です。主催はパンシェルジュ検定運営委員会で、企画・運営は日販セグモ株式会社、協力は株式会社ホームメイドクッキングです。国家資格・国家検定ではなく、民間の検定です。
級は3段階で、下から順に次のとおりです。
- 3級(パンシェルジュ ベーシック):パンの基本的な製法、歴史・文化・マナー・衛生などの基礎知識
- 2級(パンシェルジュ プロフェッショナル):3級の内容に、マーケット・トレンド・コンビネーションなどを加えた知識
- 1級(パンシェルジュ マスター):3級・2級の範囲に、さらに高度で専門的な知識を加えたもの。2級の合格が条件(2級と同じ回に併願もできる)


パン製造技能士(国家検定)との違い
パン製造技能士は、職業能力開発促進法にもとづく国家検定(技能検定の「パン製造」職種)で、実技試験と学科試験でパンづくりの技能を確かめます。パンシェルジュ検定は民間の検定で、択一式(1級はレポートも)でパンの知識を問い、実技試験はありません。
どんな人が受ける?
主催者は、3級をパン屋さん巡りをしている人やパン屋さん・飲食店の販売・接客スタッフに、2級をパンの製造やベーカリー・カフェのメニュー開発に携わる人に、1級をパン屋さん・飲食店を開きたい人や店舗責任者に、それぞれすすめています。
資格の基本情報
| 名称 | パンシェルジュ検定 (3級・2級・1級) |
|---|---|
| 資格区分 | 民間検定 |
| 主催団体 | パンシェルジュ検定 運営委員会 (企画・運営 日販セグモ) |
| 受験資格 | 3級・2級:なし 1級:2級の合格 |
| 受験方法 | 会場(札幌・東京 ・名古屋・大阪) かオンライン |
| 試験日程 | 年2回 (第33回は 2026年9月6日) |
| 受験料 | 3級 4,900円 2級 5,900円 1級 7,700円 (第33回・税込) |
| 合格基準 | 3級・2級: 100点中70点以上 1級: 100点中80点以上 |
| 合格率 | 3級 84% 2級 65% 1級 49% (公式サイト掲載 ・対象回の記載なし ・2026年10月3日確認) |
| 公式情報 | パンシェルジュ検定 公式サイト |
試験の内容と合格基準
第33回(2026年9月6日)の実施概要によると、出題と合格基準は次のとおりです。
- 3級:4者択一100問。パンの歴史・材料・器具・文化・マナー・衛生の基本的な知識。100点満点中70点以上で合格
- 2級:4者択一100問。3級の範囲にマーケット・トレンド・コンビネーションなどを加えた、より実践的な知識。100点満点中70点以上で合格
- 1級:4者択一80問と記述式(レポート1問)。3級・2級の範囲に健康・未来学・サービス学などを加えた知識。100点満点中80点以上で合格


問題は「公式テキスト」を中心に出題されます。また、全体の難易度を考えて合格基準を緩和する場合がある、とされています。
1級のレポートは、公式が示す3つのテーマ(ショップレポート・レシピ・フードコーディネイト)から1つを選び、400〜500字程度までで書きます。テーマの中身は回ごとの実施概要で確かめてください。
試験時間
第33回の会場検定は、3級と1級が同じ時間(10時30分〜11時40分)、2級が午後(12時50分〜14時)でした。オンライン検定は、受験を始めてから最大70分です。
併願と1級の条件
級の併願ができ、受験料の併願割引は「3級・2級」と「2級・1級」の組み合わせがあります。ただし、2級と1級を併願して1級が合格ラインに届いても、2級が不合格なら1級も不合格になります。1級だけを申し込むときは、2級の合格認定番号(12桁)が必要です。



1級まで一気に取りたいです。3級を飛ばして、1級から申し込んでもいいですか?



1級は2級の合格が条件だ。3級は飛ばせるが、1級だけなら2級の合格認定番号が要る。



じゃあ2級と1級を同じ回に併願すれば、一度に両方取れますね。楽勝です!



併願はできるが、2級が不合格なら1級も不合格になる。1級は80点以上が必要だ。
試験日・受験方法・受験料
試験日(年2回)
試験は年2回です。第33回は2026年9月6日(日)に行われ、申込締切は2026年8月5日でした。結果通知は、2026年10月下旬の郵送と案内されていました。
第34回は、公式サイトで「2027年3月開催予定」と案内されていました(2026年10月時点)。試験日・申込期間は回ごとに公式サイトのお知らせで発表されます。締切を過ぎた回には申し込めないので、受付開始を確かめましょう。
会場検定とオンライン検定
- 会場検定:申込みのときに選んだ開催エリア(札幌・東京・名古屋・大阪)の会場で受ける。会場の詳細は受験票メールで知らされる
- オンライン検定:カメラ付きのパソコン・スマートフォン・タブレットで受ける。試験中はずっとインターネットにつながっている必要があり、本番と同じ形式の「接続テスト」を試験2日前までに行う
申込みは、日販の検定ポータル「検定、受け付けてます」のマイページに登録してから行います。オンライン検定は、申し込む前に手持ちの機器で利用環境のチェックをするよう案内されています。
受験料(第33回・税込)
| 3級 | 4,900円 |
|---|---|
| 2級 | 5,900円 |
| 1級 | 7,700円 |
| 3級・2級 併願 | 9,680円 |
| 2級・1級 併願 | 11,700円 |
会場検定とオンライン検定で同じ金額です。ほかに、以前受けた級に再び挑戦する人向けの「再挑戦割」(2級5,100円・1級6,545円)と、5名以上で申し込む「団体申込」(通常価格より約5%安い団体価格)があります。支払いはクレジットカードかコンビニ払いです。
申し込んで支払ったあとは、返金・受験級や受験方法の変更・取り消し・次回への繰り越しはできません。受験料は、受ける回の実施概要で確かめてください。
難易度・合格率
公式サイトの「各級のレベル・内容」には、次の合格率が載っています(2026年10月3日確認)。
| 3級 | 84% |
|---|---|
| 2級 | 65% |
| 1級 | 49% |
どの回・年度の数字か、受験者数・合格者数は書かれていません。回ごとの合格率の推移も公表が見当たりません。合格基準は3級・2級が70点以上、1級は80点以上で、レポートも加わります。
勉強方法(公式テキスト・過去問題集)
問題は公式テキストを中心に出題されるので、まずは受ける級の公式テキストを読むのが基本です。公式テキストは級ごとに1冊で、書店・ネット書店で買えます。
- 公式テキスト(実業之日本社):3級2,420円・2級2,860円・1級3,300円(税込)
- 公式過去問題集(PDF版):級ごとに1,500円(税込)。2025年度版は第31回・第32回の本番問題を収録
公式サイトのお知らせには、終わった回の「解答一覧」も載っています。目安の勉強時間は、公式情報には見当たりません。
よくある質問
Q. 受験資格はありますか?
A. 3級・2級はありません。1級は2級に合格していることが条件です。
Q. 3級を受けずに2級から受けられますか?
A. 受けられます。3級・2級は、パンに興味のある人ならだれでも受験できます。
Q. スマートフォンで受験できますか?
A. オンライン検定なら、カメラ付きのスマートフォン・タブレット・パソコンで受けられます。試験2日前までに接続テストを行います。
Q. 申し込んだあとにキャンセルできますか?
A. できません。支払い後の返金・変更・取り消し・次回への繰り越しは受け付けていません。
Q. 合格したら何ができますか?
A. 合格者だけが参加できるイベント「Pancierge Salon」や、合格したスタッフがいるお店を紹介する「パンシェルジュがいるパン屋さん」などが案内されています。
Q. 結果はいつ分かりますか?
A. 結果通知が郵送で届きます。第33回(2026年9月6日)は、2026年10月下旬の郵送と案内されていました。
公式情報
この記事は、パンシェルジュ検定運営委員会・日販セグモ株式会社とは関係なく独自にまとめたものです。試験日・受験料・申込方法は、必ず公式サイトで確認してください。
まとめ
- パンシェルジュ検定は、パンの知識を問う民間検定。3級・2級・1級の3段階で、実技試験はない
- 3級・2級は受験資格なし。1級は2級の合格が条件で、2級と併願して2級が不合格なら1級も不合格
- 年2回、会場(札幌・東京・名古屋・大阪)かオンラインで受ける。日程は回ごとに公式サイトで発表される
- 第33回の受験料は3級4,900円・2級5,900円・1級7,700円(税込)
- 勉強は公式テキストが中心。公式の過去問題集(PDF版)もある



3級は受験資格なし。第33回の受験料は4,900円でした。まず3級から挑戦します。



いいな。試験は年2回だ。申込期間は回ごとに違うから、公式サイトで確かめておけよ。



パンのことをもっと知りたいです。お菓子や料理の資格も気になってきました。



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