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栄養と調理技能検定(旧 家庭料理技能検定)とは?試験日・検定料・実技の内容・合格基準まとめ【2026年(令和8年度)版】

栄養と調理技能検定|旧 家庭料理技能検定
新人 けんた

先輩、家庭料理技能検定って、名前が変わって栄養と調理技能検定になったんですか?

パプリカ先輩

そうだ。2025年度に改名したが、審査基準や試験内容は変わらないと案内されている。

新人 けんた

料理の検定なら、包丁を握っている自分は、筆記なしで実技だけ受けられますか?

パプリカ先輩

いや、実技を受けられるのは知識試験の合格者だけだ。順番に整理していこう。

この記事を書くのはプロの板前!

  • 板前一筋22年、料理長経験
  • 東京都ふぐ免許保有
  • 都心の料亭やミシュラン獲得店、会員制クラブなどに勤務

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栄養と調理技能検定(旧 家庭料理技能検定)の級の違い・試験の内容・合格基準・試験日・検定料を、主催する学校法人香川栄養学園の公式情報だけで整理します。

この記事の要点

  • 2025年度に「家庭料理技能検定」から名称が変わった。1〜3級はそのまま「栄養と調理技能検定」の同じ級に、旧4級・5級は「食生活と栄養検定」中級・初級になった
  • 1級・準1級・2級・3級とも、知識試験(一次)に合格してから実技試験(二次)を受ける。受験制限はなく、どの級からでも受けられる
  • 知識試験は60問で60%以上が合格。実技は基礎技能と調理技能のそれぞれで、3・2級70%以上、準1級80%以上、1級90%以上が必要
  • 2・3級は年2回、1級・準1級は年1回。合格率・受験者数は公表されていない

※2026年10月3日時点の公式情報にもとづきます。

目次(INDEX)

栄養と調理技能検定とは?

栄養と調理技能検定は、学校法人香川栄養学園が主催する民間の検定です。1963(昭和38)年に「女子栄養大学調理技術検定」として始まりました。栄養・食生活の知識を問う知識試験と、包丁の技術や料理の腕をみる実技試験の2段階で、1級・準1級・2級・3級があります。

お店を開くのに必要な資格(食品衛生責任者など)とは違い、法律で取得が求められる資格ではありません。

旧「家庭料理技能検定」からの名称変更

主催者のお知らせ(2024年11月、家庭料理技能検定事務局)によると、2025(令和7)年度から「家庭料理技能検定」(略称:家庭料理検定・料検)の名称が「栄養と調理技能検定」に変わりました。級の対応は次のとおりです。

旧1級栄養と調理技能検定1級
旧準1級栄養と調理技能検定準1級
旧2級栄養と調理技能検定2級
旧3級栄養と調理技能検定3級
旧4級食生活と栄養検定中級
旧5級食生活と栄養検定初級

同じお知らせでは、「一次試験」を「知識試験(一次)」、「二次試験」を「実技試験(二次)」と呼び方も改め、審査基準・試験内容(試験方式・検定料)に変更はないとしています。「家庭料理技能検定公式ガイド」「家庭料理検定模擬問題集」は引き続き使えます。

なお、旧名称で合格した級の合格証や履歴書での書き方などの扱いは、このお知らせには書かれていません。気になる人は栄養と調理技能検定事務局に確認してください。

栄養と調理技能検定の合格までの流れの図解

各級の目安

  • 3級:高校までに学ぶ食の知識
  • 2級:食物系大学・短大・専門学校1年生までに学ぶ食の専門知識
  • 準1級:食物系大学・短大・専門学校2年生までに学ぶ食の専門知識
  • 1級:食物系大学卒業までに学ぶ食の専門知識

級の目安は公式サイト「各級の審査基準と出題範囲」によります。同じ公式サイトの「受験概要」では、2級を「食物系大学・短大・専門学校1~2年生まで」、3級を「高等学校、大学・短大・専門学校1年生まで」と少し違う書き方をしています。主催者は、受験者の半数が10代、ほぼ半数が学生だと案内しています。

資格の基本情報

名称栄養と調理技能検定
(旧 家庭料理技能検定)
資格区分民間検定
主催団体学校法人
香川栄養学園
受験資格制限なし
(どの級からでも可)
試験内容知識試験(一次)
+実技試験(二次)
試験日程2・3級は年2回
1級・準1級は年1回
受験料3級 知識4,800円
実技5,500円
1級 知識7,800円
実技10,000円
(個人・税込)
合格率公表なし
合格基準知識 60%以上
実技 級により
70〜90%以上
公式情報栄養と調理技能検定
公式サイト

試験の内容と合格基準

知識試験(一次)

  • 出題:「食生活と栄養」30問・「調理と衛生」30問の計60問
  • 形式:1級は四肢択一または多肢選択、準1級は四肢択一、2・3級は三〜四肢択一
  • 時間:1級・準1級60分、2・3級45分
  • 合格基準:60%以上(各級共通)
  • 3級以上は、公式ガイドの実技試験の内容も出題範囲に入る

個人で受ける場合はCBT(コンピューターを使う試験)で、全国最大300か所以上のテストセンターから会場を選び、試験期間内の好きな日に受けます。学校などの団体受験(準1〜3級)は、インターネットを使うIBTで行います。

実技試験(二次)

実技は「基礎技能」(切る・むくなど)と「調理技能」(料理を作る)の2つで、どちらも1問ずつ。問題は事前に公表されます。合格には、基礎技能と調理技能の両方で基準を超える必要があります。

  • 3級:輪切り・半月切り・いちょう切り・皮むき/基本的な単品料理。それぞれ70%以上
  • 2級:うす切り(2mm以下)・せん切り・みじん切り(5mm以下)・皮むき/1食分の献立のうち料理1品。それぞれ70%以上
  • 準1級:うす切り・短冊切り・せん切り(3mm以下)・丸むき・魚のツボ抜きと手開き/日常の1食分の献立の料理。それぞれ80%以上
  • 1級:せん切り(2mm以下)・かつらむき・魚の三枚おろし/指定の条件で和食1食分の献立を作る(試験時間90分)。それぞれ90%以上
栄養と調理技能検定の各級の実技試験の内容と合格基準の図解

2・3級と準1級は、問題に材料・分量・作り方が書かれているので、レシピを覚える必要はありません。1級は受験者が献立を作るため、材料・分量・作り方の記載はありません。採点は提出した作品だけが対象で、料理の手順は採点されません(公式サイト「実技試験事前公表問題」)。

食材・調味料・器具の持ち込みはできず、会場に用意されたものを使います。包丁・エプロン(または白衣)・三角巾(または調理帽子)・上履きなどは自分で持っていきます。

新人 けんた

実技は、基礎技能か調理技能のどちらか一方で点を取れば、合格できるんですか?

パプリカ先輩

いや、両方でそれぞれ基準を超えないとだめだ。1級だと、どちらも90%以上だぞ。

新人 けんた

実技で落ちてしまったら、次の回はまた知識試験からやり直しになるんですか?

パプリカ先輩

知識試験の合格から1年間は、知識試験が免除される。2・3級なら2回使えるぞ。

試験日・申込み・検定料

1〜3級は第1回(6月に知識試験、9〜10月に実技試験)、2・3級だけは第2回(11月に知識試験、翌年1〜2月に実技試験)もあります。1級・準1級は年1回です。

2026年度の日程(個人受験・参考)

第1回
知識
1〜3級
試験:6月1日〜6月15日
申込み:4月1日〜6月12日
合否発表:7月1日
第1回
実技
1級:9月26日
準1級:9月19日・26日
・10月3日
2・3級:9月19日
〜10月4日
申込み:7月2日〜7月22日
合否発表:10月21日
第2回
知識
2・3級のみ
試験:11月1日〜11月15日
申込み:9月1日〜11月12日
合否発表:12月2日
第2回
実技
2・3級のみ
試験:2027年1月27日
〜2月8日
申込み:12月3日〜12月18日
合否発表:2027年2月24日

公式サイト「検定概要と試験日程・検定料」によります。締切を過ぎた回には申し込めません。実技試験の申込みには、知識試験の合格通知に書かれた申込IDが必要です。最新の日程は公式サイトで確かめましょう。

申込み方法と会場

  • 知識試験(個人):マイページを作り、CBTの受験予約と支払いをする。受験票は届かず、確認メールに試験日時・会場が書かれる
  • 実技試験:公式サイトから申し込む。受験票は試験日の1週間前までに郵送で届く
  • 実技の会場:2・3級は全国約50か所(本会場と、提携会場のベターホームのお料理教室)、準1級は埼玉・東京・京都・大阪・岡山、1級は東京

検定料(個人・税込)

1級知識 7,800円
実技 10,000円
準1級知識 6,800円
実技 8,500円
2級知識 5,800円
実技 7,000円
3級知識 4,800円
実技 5,500円

2026年10月時点の公式サイトの金額です。団体受験の知識試験は準1級5,400円・2級4,500円・3級3,600円です。検定料を払ったあとは、級や会場の変更、キャンセル・返金、次回への振替はできません。

難易度と合格率

合格率・受験者数・合格者数は、公式サイトでは公表されていません。勉強時間の目安も示されていません。

難しさの手がかりになるのは合格基準です。知識試験はどの級も60%以上ですが、実技は3・2級70%以上・準1級80%以上・1級90%以上と上がり、基礎技能と調理技能の両方で基準を超える必要があります。1級の実技会場は東京の1か所だけで、年1回の実施です。

勉強方法と教材

主催者は、旧名称のまま販売されている公式ガイドと模擬問題集を、引き続き試験対策に使えると案内しています(税込)。

  • 『家庭料理技能検定公式ガイド 1級・準1級・2級 改訂版』3,850円
  • 3級の公式ガイド 2,860円
  • 『家庭料理検定 模擬問題集』1,980円

公式サイトの「各級の試験対策」では、各級の「知識試験標準問題」(標準的な試験問題1回分)と解答をPDFで公開しています。実技は、その年度の公表問題を見て練習できます。主催者はYouTubeの公式チャンネルで実技の対策動画も公開しています。

よくある質問

Q. 家庭料理技能検定と栄養と調理技能検定は同じものですか?
A. 同じ検定です。2025年度から名称が変わり、主催者は審査基準・試験内容(試験方式・検定料)に変更はないとしています。

Q. 実技試験だけを受けられますか?
A. 受けられません。知識試験(一次)に合格した人だけが実技試験(二次)を受けられます。

Q. いきなり2級や1級から受けてもいいですか?
A. 受けられます。学歴・年齢・性別などの制限はなく、どの級からでも受験できます。

Q. 実技で不合格になったら、知識試験から受け直しですか?
A. 知識試験の合格から1年間は知識試験が免除され、実技から受けられます。年2回の2・3級は2回、年1回の1級・準1級は1回使えます。

Q. 合格したら何がもらえますか?
A. 合否発表日の2日後に合否通知と合格カードが郵送されます。合格証明書は1通500円(税込)で申し込めます。

Q. 実技試験に包丁は自分で持っていきますか?
A. 持っていきます。種類・本数の制限はなく、提携会場(ベターホームのお料理教室)では無料で貸し出しもあります。

公式情報


この記事は、栄養と調理技能検定の主催者とは関係なく独自にまとめたものです。日程・検定料・試験内容は変わることがあるので、申し込む前に必ず公式サイトで確認してください。

まとめ

  • 栄養と調理技能検定は、学校法人香川栄養学園が主催する民間検定。2025年度に「家庭料理技能検定」から名称が変わった
  • 1級・準1級・2級・3級。知識試験(60問・60%以上)に合格してから実技試験を受ける
  • 実技は基礎技能と調理技能の両方で基準が必要(3・2級70%、準1級80%、1級90%以上)。問題は事前に公表される
  • 2・3級は年2回、1級・準1級は年1回。検定料は知識と実技で別に払う
  • 合格率・受験者数は公表されていない
新人 けんた

まずは2級を受けてみます。2級の知識試験は、いつごろ申し込めばいいですか?

パプリカ先輩

2級の知識試験は6月と11月の年2回だ。申込期間は公式サイトで確かめておけよ。

新人 けんた

仕事で役立つ調理師の資格や、お店を開くときの資格のことも知りたくなりました。

パプリカ先輩

調理師試験や食品衛生責任者の記事、資格の一覧があるから、続けて読んでくれ。

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