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日本酒検定・焼酎検定とは?級の違い・CBT受検・受検料・合格基準・難易度まとめ【2026年版】

日本酒検定焼酎検定|級の違い・CBT
新人 けんた

先輩、日本酒検定って唎酒師と同じものですか?名前が似ていて迷います。

パプリカ先輩

どちらもSSIだが別物だ。唎酒師はプロ向け資格、日本酒検定は消費者向けの検定だ。

新人 けんた

焼酎検定もあるんですよね。どっちも一番下の5級から順番に受けるんですか?

パプリカ先輩

20歳以上なら3級からでも受けられる。級の仕組みや費用を、公式情報で整理しよう。

この記事を書くのはプロの板前!

  • 板前一筋22年、料理長経験
  • 東京都ふぐ免許保有
  • 都心の料亭やミシュラン獲得店、会員制クラブなどに勤務

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日本酒検定・焼酎検定の級の仕組み・受け方(ネット・CBT・会場)・受検料・合格基準・合格率と、2つの検定の違いを、実施団体の公式情報(一次情報)だけで整理します。

この記事の要点

  • 日本酒サービス研究会(SSI)が行う消費者向けの民間検定。どちらも5級・4級・3級・2級・準1級・1級の6段階で、テイスティングはない
  • 5級・4級はネット受検(各1,100円)、3級はCBTか会場受検。準1級・1級は会場受検のみ(2027年3月7日の回は申込締切2月25日)
  • 3級までは20歳以上なら受けられ、2級から上は1つ下の級の合格が条件。合格基準は正答率70%以上(5~3級)~85%以上(1級)
  • 2つの違いは、焼酎検定の2級にCBTがないこと(会場受検のみ)。合格率は公表なし。1級に合格すると「日本酒名人」「焼酎名人」の認定証書

※2026年10月3日時点の公式情報にもとづきます。

目次(INDEX)

日本酒検定・焼酎検定とは?

日本酒サービス研究会(SSI)が「検定(知識指標)」として行っている民間の検定です。目的は、消費者が日本酒(焼酎)を「もっと楽しんでいただくこと」と公式ページで説明されています。SSIは、飲食店や酒販店などお酒を提供する人にも、知識を深める手段として活用されているとしています。日本酒検定は2010年に始まり、累計約9,500人が合格しています(日本酒検定の公式ページ)。

同じSSIの唎酒師・焼酎唎酒師は、お酒の提供・販売に携わるプロ向けの「資格」で、コースを受けて試験に合格(または課題を修了)したあと、SSIの認定会員になって認定され、年会費が続きます。日本酒検定・焼酎検定は級ごとに試験を受ける「検定」で、検定のページに入会や年会費の説明はありません。

なお、日本ソムリエ協会にも「SAKE検定」という名前の似た検定がありますが、主催団体が違う別の検定です。

級の構成と受け方

どちらの検定も6段階です。級によって受け方が決まっています。

  • 5級・4級:ネット受検(いつでも受けられる)
  • 3級:CBT(全国47都道府県のテストセンターでパソコン受検)か会場受検
  • 2級:日本酒検定はCBTか会場受検、焼酎検定は会場受検のみ
  • 準1級・1級:会場受検のみ(東京・大阪)

5級・4級・3級は20歳以上なら受けられ、日本酒検定の公式ページにも「5級、4級、3級からチャレンジ可能」とあります。焼酎検定のページは「3級からチャレンジ可能」と書いていますが、同じページの5級・4級の受検資格も「20歳以上の方」です。2級から上は、1つ下の級に合格していることが条件です。

日本酒検定の級と受け方の図解

どんな人に向いている?

公式ページでは、級ごとの目安が示されています。5級・4級は「魅力をご自身で楽しめる」、3級は「特徴や魅力を理解して第三者に伝えられる」、2級は「新たな楽しみ方を考案できる」、準1級・1級は「あらゆることに精通し、後世へ適切に継承できる」です。飲むのが好きな人の腕試しから、お店で説明する知識の整理まで使えます。

日本酒検定・焼酎検定の基本情報

名称日本酒検定
焼酎検定
資格区分民間検定
実施団体日本酒サービス
研究会(SSI)
受検資格5~3級:20歳以上
2級~1級:
1つ下の級の合格者
試験日程ネット・CBT:随時
会場:2027年3月7日
(東京・大阪)
申込期間会場:2026年9月14日
~2027年2月25日
CBT:申込日から
3日目以降を予約
受検料ネット:各1,100円
CBT:7,100円
会場:6,000円
(税込)
合格率公表なし
試験内容5・4級:30問
3級~1級:
四肢択一50問
(各50分)
合格基準正答率
5~3級:70%以上
2級:75%以上
準1級:80%以上
1級:85%以上
公式情報日本酒検定
焼酎検定
(日本酒サービス研究会)

試験の内容と合格基準

出題分野は、日本酒検定・焼酎検定とも次の5つです。

  • 歴史、文化:飲酒文化、地域文化など
  • 造り方:原料、製造方法(日本酒は米・水・微生物を含む)
  • モラル・マナー:20歳未満飲酒の危険性や飲酒運転の撲滅など(テキスト以外からの出題)
  • 楽しみ方:飲用温度、酒器、料理との相性、ラベルの読み方など
  • 雑学:生産量、消費量、海外事情、銘柄、醸造元など

試験時間はどの級も50分です。5級は正誤選択、4級は二肢択一でそれぞれ30問、3級~1級は四肢択一で50問です。テイスティングはありません。

合格基準は正答率で、5級~3級が70%以上、2級が75%以上、準1級が80%以上、1級が85%以上です。上の級ほど、必要な正答率が高くなります。ネット受検とCBTは、その場で結果が出ます(即時判定)。5級・4級のネット受検は、公式ページに「受検回数 3回まで可能」とあります。

新人 けんた

上の級に行くほど、問題数が増えたり、試験時間が長くなったりするんですか?

パプリカ先輩

5・4級は30問、3級から上は四択50問だ。時間はどれも50分で、上がるのは正答率だ。

新人 けんた

焼酎検定も、日本酒検定とまったく同じ受け方で受けられるってことですよね?

パプリカ先輩

ほぼ同じだが、焼酎検定の2級はCBTがなく会場受検だけだ。そこは気をつけよう。

日本酒検定と焼酎検定の違い

級の構成・受検料・合格基準・出題分野・会場受検の日は同じです。違うのは次の点です。

  • 2級の受け方:日本酒検定はCBTか会場受検、焼酎検定は会場受検のみ
  • 公式テキスト:日本酒検定は『酒仙人直伝 よくわかる日本酒』(5~3級)と『日本酒の基』(2級~1級)、焼酎検定は『酒仙人直伝 よくわかる本格焼酎・泡盛』(5~3級)と『焼酎の基』(2級~1級)
  • 1級合格の称号:日本酒検定は「日本酒名人」、焼酎検定は「焼酎名人」の認定証書
  • 認定資格者数:SSIが載せている級ごとの数は、どの級も焼酎検定のほうがずっと少ない(下の「合格率と難易度」)
焼酎検定の級と受け方の図解

試験日・申込期間

5級・4級のネット受検と、3級(日本酒検定は2級も)のCBTは随時受けられます。CBTはインターネットでの受付のみで、申込日から3日目以降の日を予約できます(例:10日に申し込んだら13日以降)。

会場受検(2027年3月7日の回)

試験日2027年3月7日(日)
受付開始2026年9月14日(月)
受付締切2027年2月25日(木)
試験時間1部 10:30~11:20
2部 13:00~13:50
3部 15:30~16:20
(3部は東京のみ)
会場東京:サケアカデミー
(文京区小石川)
大阪:大阪国際会議場
(グランキューブ大阪)

会場受検は3級~1級のどれでも同じ日です。最新の日程は公式ページで確かめましょう。

受検料(費用)

級・受け方受検料(税込)
5級・4級
(ネット受検)
各1,100円
3級・2級
(CBT)
7,100円
(焼酎検定の2級は
CBTなし)
3級~1級
(会場受検)
6,000円

受検料は日本酒検定・焼酎検定で同じです。公式テキストは別売りで、5~3級用が1,210円、2級~1級用が3,630円です(いずれも税込の参考価格)。SSIの利用規約では、申込みが終わったあとは、自分の都合での取り消し・返金も、別の日程への変更もできません。

合格率と難易度

合格率は公表されていません。SSIの「概要」ページには、級ごとの「認定資格者数」が載っています。下の表は、その数をそのまま書き写したものです(2026年8月末現在)。

級認定資格者数
1級日本酒検定 337
焼酎検定 11
準1級日本酒検定 649
焼酎検定 24
2級日本酒検定 1,515
焼酎検定 70
3級日本酒検定 7,404
焼酎検定 348
4級日本酒検定 1,776
焼酎検定 117
5級日本酒検定 1,401
焼酎検定 103

この数が人数か件数か、複数の級に合格した人をどう数えているかは書かれていません。日本酒検定の6つの級を足すと13,082で、検定ページの「累計約9,500人が合格」とは合わないため、級を足した合計を合格者の人数として読まないでください。受検者の数も載っていないので、ここから合格率は計算できません。日本酒検定の公式ページには、昨年の実績で年間1,500人を超える人が受検していると書かれています(何年の実績かは書かれていません)。

難易度はどのくらい?

公表された合格率がないため、数字で難易度は比べられません。分かっているのは、合格に必要な正答率が70%(5~3級)から85%(1級)まで上がることと、1級を受けるには3級・2級・準1級に順に合格する必要があることです。勉強時間の公式な目安は確認できていないため、この記事では書きません。

勉強方法と過去問

出題範囲は級ごとの公式テキストです。5~3級は「酒仙人直伝 よくわかる」シリーズ(日本酒/本格焼酎・泡盛)、2級~1級は『日本酒の基』『焼酎の基』です。『焼酎の基』は「新訂焼酎の基」も試験に対応しています。モラル・マナーはテキスト以外から出るので、20歳未満飲酒や飲酒運転のきまりも確認しておきましょう。

独学で合格できる?

受検の条件にコースの受講はなく、公式テキストは一般向けのショップでも買えます。テキストを読み、公式ページの問題例で形式に慣れる、という進め方ができます。

過去問はどこで手に入る?

過去問の公開は確認できませんでした。日本酒検定・焼酎検定の公式ページに、級ごとの検定問題例が載っています。

よくある質問

Q. 何級から受ければいいですか?
A. 5級・4級・3級は20歳以上なら受けられます。2級から上は、1つ下の級の合格が必要です。

Q. 家から受けられますか?
A. 5級・4級はネット受検です。3級(日本酒検定は2級も)は全国のテストセンターでのCBTか会場受検、準1級・1級は東京・大阪の会場受検のみです。

Q. テイスティングはありますか?
A. ありません。どちらの検定も、選択式の問題だけです。

Q. 結果はいつ分かりますか?
A. ネット受検とCBTはその場で判定されます。CBTの合格者には、受検月の翌月末に認定証書が郵送されます。

Q. 唎酒師とはどう違いますか?
A. 唎酒師はプロ向けの資格で、コースを受けてSSIに入会して認定されます。日本酒検定は消費者向けの検定で、級ごとに試験を受けます。

Q. 申込み後にキャンセルできますか?
A. SSIの利用規約では、自分の都合での取り消し・返金・日程変更はできません。

公式情報


この記事は、日本酒サービス研究会(SSI)とは関係なく独自にまとめたものです。「唎酒師」は登録商標です。この記事では、検定や資格を指し示すために名称を用いています。詳細は必ず公式ページで確認してください。

まとめ

  • 日本酒検定・焼酎検定は、SSIが行う消費者向けの民間検定。どちらも5級~1級の6段階(準1級あり)
  • 5級・4級はネット、3級はCBTか会場、準1級・1級は会場受検のみ。焼酎検定の2級は会場受検のみ
  • 受検料はネット各1,100円、CBT 7,100円、会場6,000円(税込)。申込後の取り消し・返金はできない
  • 合格基準は正答率70%以上~85%以上。合格率は公表なし
  • 1級に合格すると「日本酒名人」「焼酎名人」の認定証書。プロ向けの資格「唎酒師」とは別もの
新人 けんた

まずは3級をCBTで受けてみます。1級まで行けば、ぼくも日本酒名人ですね!

パプリカ先輩

1級は準1級に合格してからだ。会場受検の日程は、公式ページで早めに確かめよう。

新人 けんた

お店で日本酒をすすめる仕事もしたいので、唎酒師のことも知りたくなりました。

パプリカ先輩

それなら唎酒師の記事を読むといい。お酒の種類の記事も、続けて読んでみてくれ。

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