新人 けんた先輩、ソムリエ協会のSAKE検定って、SAKE DIPLOMAとは別物ですか?



別物だ。SAKE検定は入門の検定で、テイスティングはなく筆記だけなんだ。



筆記だけなら、家で本を読んで勉強して、試験だけ受ければいいんですね!



いや、90分の講習会を受けてから検定を受ける形だ。試験だけは受けられない。
日本ソムリエ協会の「SAKE検定」の受検資格・検定の内容・日程・受検料・難易度を、協会の公式情報(一次情報)だけで整理します。
この記事の要点
- 日本ソムリエ協会が主催する、日本酒・焼酎の入門の検定。検定日に20歳以上なら、会員や職歴を問わず受検できる
- 講習会(90分)のあと、同じ日に筆記の検定(40分・選択式50問ほど)を受ける。テイスティングはなく、検定だけを受けることはできない
- 受検料は11,000円(テキスト含む)/テキストを持っている人は9,020円。開催は春と秋の年2回の予定で、2026年秋の回は10月7日・10日(申込締切9月7日)
- 合格率は公表されていない。SSI(日本酒サービス研究会)の「日本酒検定」とは別団体・別の検定
※2026年10月3日時点の公式情報にもとづきます。
SAKE検定とは?
一般社団法人日本ソムリエ協会が主催する、日本酒・焼酎の基礎知識の検定です。正式名は「J.S.A. SAKE検定」。国家資格ではなく、民間の検定です。協会は、日本酒・焼酎の普及と、入門として基礎知識を学ぶことを目的にしています。
検定の講師は、SAKE DIPLOMAの資格を持ち、協会の講師認定セミナーを受けた講師が務めます。講習会から試験の終わりまで、約2時間の検定です。
受検するまでの流れ
SAKE検定のサイトで会場を選んで申し込み、受検料を払うと、1週間ほどでテキストが届きます。検定の日は、会場の講師による講習会を受けたあと、そのまま検定試験を受けます。
- SAKE検定のサイトで会場を選んで申し込む(クレジットカードか銀行振込)
- 入金から1週間前後でテキストが届く
- 検定の日:講習会(90分)→ 検定試験(40分)
- 合格すると、事務局から認定カードと認定バッジが届く


SAKE DIPLOMA・日本酒検定(SSI)との違い
SAKE DIPLOMAは、同じ日本ソムリエ協会の資格で、一次(パソコンで解くCBT)と二次(テイスティング・論述)がある試験です。協会はよくある質問で、SAKE DIPLOMAとは難易度が違い、SAKE検定は入門編でテイスティングを含まないと説明しています。
名前の似た「日本酒検定」は、唎酒師と同じ日本酒サービス研究会(SSI)が行う検定です。SAKE検定とは主催する団体も、検定の中身も別です。
どんな人に向いている?
協会はよくある質問で、日本酒・焼酎を日々の食卓で気軽に楽しみたい人、仕事で日本酒・焼酎の知識があるとよい人、SAKE DIPLOMAまでの勉強はハードルが高いと考える人、テイスティングは苦手でもまず知識を得たい人に勧めています。
SAKE検定の基本情報
| 名称 | SAKE検定 |
|---|---|
| 資格区分 | 民間検定 |
| 主催団体 | 一般社団法人 日本ソムリエ協会 |
| 受検資格 | 検定日に20歳以上 会員・職歴は不問 |
| 試験日程 | 2026年秋の回 10月7日(水) 10月10日(土) (会場ごとに違う) |
| 申込期間 | 2026年秋の回 8月7日~9月7日 |
| 受検料 | 11,000円 (テキスト含む) 9,020円 (テキストを持っている人) |
| 合格率 | 公表なし |
| 試験内容 | 講習会90分のあと 筆記40分 (選択式50問ほど) テイスティングなし |
| 合格基準 | 検定委員が決める (受検者向けの 点数の公表なし) |
| 公式情報 | SAKE検定 (日本ソムリエ協会) |
検定の内容と合格基準
検定の日は、次の時間割で進みます(2026年秋の回)。
- 14:20~15:50:講習会(90分)。講師が重要な項目を説明する
- 15:50~16:00:休憩
- 16:00~16:40:検定試験(40分)。テキストの記載事項から出題


問題は選択式で、記号で答えます。出題は50問ほどで、すべてテキストから出ます。お酒を味わうテイスティングはありません。講習会を受けずに検定試験だけを受けることはできません。
合格基準は検定委員が決めます。受検者向けのページに合格点は書かれていません。講師向けのよくある質問に「合格基準はおよそ70%を予定」という一文がありますが、これは採点する講師への案内で、受検者向けに公表された合格ラインではありません。採点と結果の発表は会場の講師が行い、検定の日か、検定から3日以内に知らされます。試験の解答は、協会からは公開されません。



講習を聞いてすぐ40分の試験なんですね。何割取れたら合格できるんですか?



合格基準は検定委員が決める。受検者向けのページに合格点は書かれていないんだ。



結果は何週間かたってから、協会から郵送で届くんでしょうか?ドキドキします。



結果は講師から検定日か3日以内に知らされる。合格者のバッジは事務局から届く。
日程・会場・受検料
協会は、SAKE検定を「年2回春と秋に開催予定」としています。開催日は毎年変わるので、SAKE検定のサイトで確かめます。
2026年秋の回の日程(参考)
| 項目 | 日程 |
|---|---|
| 申込期間 | 2026年8月7日(金) ~9月7日(月) |
| 検定日 | 10月7日(水) 10月10日(土) (会場ごとに違う) |
協会の2026年の年間スケジュール(PDF)では、春の回は5月17日(日)・18日(月)、申込みは3月12日~4月14日でした。
会場は全国で、SAKE検定の講師が回ごとに設定します。会場の一覧は、申込みの受付が始まってから検定の日までの間、サイトに載ります。会場は毎回変わります。
受検料
- テキストが必要な人:11,000円(テキスト代を含む)
- テキストを既に持っている人:9,020円
支払いはクレジットカードか銀行振込です。申込みの締切を過ぎてからのキャンセル・会場変更・返金には応じないとされています。締切前の扱いは、公式の中で書き方が違います。よくある質問では、申込期間内ならキャンセルでき、テキスト代と手数料500円を差し引いて返金するとしています。一方、特定商取引法に基づく表記には、受検料の払込後は申込みの取消・返金はできないと書かれています。申し込む前に、日程と会場をよく確かめてください。
難易度・合格率
合格率や受検者数は、確認した協会の公式ページには載っていませんでした。協会は、SAKE検定を「入門編」としてSAKE DIPLOMAと難易度が違うものと位置づけています。ただ、入門だから必ず受かるとは言えません。勉強時間の公式な目安も確認できなかったため、この記事では書きません。
勉強方法
協会はよくある質問で、テキストを検定日までによく読むよう案内しています。テキストは約40ページで、ソムリエの「先生」と「生徒」のQ&Aの形で進みます。協会のサイトに載っている目次は次のとおりです。
- 日本酒の原料(品種と産地)
- 焼酎の原料と産地
- 醸造の水
- 麹と発酵
- 飲用温度
- 料理との相性
- 資料編:酒造用語集
テキストは申し込む前に、協会の出版物サイトで買うこともできます。2023年9月1日発行の初版には正誤表が出ているので、SAKE検定サイトのお知らせで確かめておきましょう。日本酒・焼酎の基本は、サイト内の記事でも紹介しています。


よくある質問
Q. 日本ソムリエ協会の会員でなくても受検できますか?
A. できます。協会は、20歳以上なら会員や職歴の有無に関わらず受検できるとしています。
Q. 講習会を受けずに、検定試験だけ受けられますか?
A. 受けられません。協会は、必ず講習会を受けるよう案内しています。
Q. テイスティングはありますか?
A. ありません。検定は筆記(選択式)だけです。
Q. SSIの「日本酒検定」と同じものですか?
A. 違います。SAKE検定は日本ソムリエ協会、日本酒検定は日本酒サービス研究会(SSI)が行う、別の検定です。
Q. 合格すると何がありますか?
A. 認定カードと認定バッジが届き、協会主催の例会セミナーに招待されます。SAKE DIPLOMAを一次試験から受けるときは、受験料が会員価格になります。
公式情報
この記事は、一般社団法人日本ソムリエ協会とは関係なく独自にまとめたものです。検定名は、対象の検定を指し示すために用いています。詳細は必ず公式ページで確認してください。
まとめ
- 日本ソムリエ協会が主催する、日本酒・焼酎の入門の検定
- 検定日に20歳以上なら、会員や職歴を問わず受検できる
- 講習会90分のあと、同じ日に筆記40分(選択式50問ほど)。テイスティングなし
- 受検料は11,000円(テキスト含む)。年2回、春と秋の開催予定
- 合格率は公表なし。SSIの日本酒検定とは別の検定



申込みには締切があるんですね。次の回に向けて、テキストを読み始めます!



協会は春と秋の年2回を予定としている。日程はSAKE検定のサイトで確かめろ。



合格したら、ソムリエ試験や唎酒師のことも調べて、次を考えてみたいです。



いい考えだ。資格の一覧と、ソムリエ・唎酒師の記事があるから続けて読んでくれ。
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