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SCAコーヒースキルズとは?講座の種類・試験・費用・ディプロマをわかりやすく解説【2026年版】

SCAコーヒースキルズ|講座・試験・費用
新人 けんた

先輩、SCAのコーヒーの資格って、試験に1つ受かれば全部そろうものなんですか?

パプリカ先輩

1つではない。入門と5つの分野の講座があって、講座ごとに試験を受ける形だ。

新人 けんた

分野ごとに初級から上級まであるんですよね。いきなり上級から受けてもいいですか?

パプリカ先輩

上級は、同じ分野の中級が必須だと案内されている。申込み先で必ず確かめよう。

この記事を書くのはプロの板前!

  • 板前一筋22年、料理長経験
  • 東京都ふぐ免許保有
  • 都心の料亭やミシュラン獲得店、会員制クラブなどに勤務

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Specialty Coffee Association(SCA)のコーヒースキルズ講座について、講座の種類・試験・費用の決まり方・ポイントとディプロマを、SCAの公式情報(英語の一次情報)と、日本で講座を開く機関の公式ページだけで整理します。

この記事の要点

  • アメリカに本部を置くSCAの、段階式のコーヒー講座。入門+5分野×3段階(初級・中級・上級)から選んで受ける
  • 講座ごとに筆記や実技の試験に合格すると、SCAの修了証が出る。全国共通の試験日はなく、合格率も公表されていない
  • 受講料は講師(機関)が決める。日本の一例:入門55,000円・初級77,000円(UCCコーヒーアカデミー・税込)
  • 修了した講座はディプロマ(4種類)に向けたポイントになる。修了証の有効期限の明文は見当たらない

※2026年10月3日時点の公式情報にもとづきます。

目次(INDEX)

SCAコーヒースキルズ講座とは?

SCAコーヒースキルズ講座は、アメリカに本部を置くSpecialty Coffee Association(SCA)の、段階式のコーヒー講座です。SCAのサイトでは「Coffee Skills Course」と表記され(2026年10月確認)、以前の名前「Coffee Skills Program(CSP)」も日本の講座案内などで使われています。

講座は、SCAの認めた講師(Authorized SCA Trainer)が開きます。講座ごとに試験に合格すると、SCAの修了証(certificate)が出ます。国家資格ではなく、海外の団体が出す民間の資格です。

講座の種類:入門+5分野×3段階

SCAは、まず「Introduction to Coffee(入門)」を受け、そのあと5つの分野から選び、それぞれ3段階で進む形を案内しています。講座の時間は、SCAの公式ページで次のとおりです。

  • Introduction to Coffee:4〜6時間。産地からカップまでの流れ、抽出の基本、風味と鮮度
  • Barista Skills(バリスタ):エスプレッソのドリンク、ミルク、作業の流れなど
  • Brewing(抽出):抽出器具の使い方、レシピの調整、水の化学など
  • Green Coffee(生豆):生豆の格付け、欠点の見分け、契約や買付けなど
  • Roasting(焙煎):焙煎の段階、プロファイルの調整、生産焙煎など
  • Sensory Skills(官能評価):基本の風味の見分け、カッピングの手順、評価の仕組みづくりなど

5つの分野は、どれもFoundation(初級・7時間)/Intermediate(中級・14時間)/Professional(上級・21時間)の3段階です。初級は対面またはオンライン、中級・上級は対面、または対面とオンラインの組み合わせで行われます。

取るまでの流れ

講座と分野を選ぶ → 講師・機関の講座に申し込む → 講座を受けて試験に合格する(修了証) → ほかの講座も重ねてディプロマを目指す、の順です。

SCAコーヒースキルズ講座の流れの図解

Qグレーダーとの違い

同じSCAの「Qグレーダー」は、カッピングや官能評価の経験がある人向けの、6日間のコースで取るライセンスです(有効期間3年)。SCAは、コーヒーを学び始めたばかりの人には、先にコーヒースキルズ講座の「Sensory Skills」や「Introduction to Coffee」で基礎を作ることを勧めています。

資格の基本情報

名称SCA Coffee Skills
Course(コーヒー
スキルズ講座)
資格区分海外団体の
講座・修了証(民間)
発行団体Specialty Coffee
Association(SCA)
講座構成入門+5分野
×3段階
受講資格SCAの明文なし
(日本の例:入門・
初級は条件なし)
試験内容筆記・実技
(段階で違う)
試験日程全国共通の日はない
(講師・機関ごと)
受講費用講師が決める
(日本の一例:
入門55,000円
初級77,000円
UCC・2026年10月)
合格率公表なし
有効期限明文なし
公式情報SCA Courses
(SCA・英語)

講座と試験の内容

SCAは、講座のあとに筆記と実技の評価で知識と技術を確かめ、合格すると修了証が出ると案内しています。SCAの旧教育サイトのQ&Aでは、多くの講座は理論をオンラインで、実技を対面で学ぶ形で、実技はすべて実地での評価が必要としています。

日本で講座を開くUCCコーヒーアカデミーの案内(Barista Skills・Brewing・Sensory Skillsの例、2026年10月3日確認)では、試験の形は次のとおりです。

  • 入門・初級:講習1日。筆記試験は別日に案内
  • 中級:講習3日(実技試験を含む)。筆記試験は別日にオンライン
  • 上級:講習4日(実技試験を含む)。筆記試験は別日にオンライン

同アカデミーは、資格を取るには講習と試験の両方に参加する必要がある(試験だけは受けられない)としています。合格した人の修了証は、SCAが発行し、PDFでダウンロードする形です。

合格点・採点方法・筆記の問題数、再受験の回数や費用は、公式情報では確認できませんでした。申込み先で確かめてください。

受講の条件

SCAの公式ページには、年齢や経験年数などの受講条件の明文はありません。SCAは、この講座を「コーヒー好きの人や、仕事を始めたばかりの人」向けとしています。

UCCコーヒーアカデミーでは、入門と各分野の初級は「特に参加条件はございません」としています。上級は、同じ分野の中級の修了が必須です(SCAのコースカタログ〔2021年版〕でも同じ)。中級の条件は、申込み先の案内で確かめてください。

新人 けんた

講座に出て試験に受かれば、それがそのまま国家資格みたいなものになるんですね!

パプリカ先輩

国家資格ではない。アメリカのSCAが出す民間の修了証だ。そこは区別しておこう。

新人 けんた

初級でも上級でも、試験は毎回、筆記と実技の両方を受けることになるんですか?

パプリカ先輩

日本の例では、入門と初級は筆記だけ。中級と上級で、筆記と実技の両方になる。

日程・費用

全国一斉の試験日はありません。講座は講師・機関ごとに日程が組まれ、SCAの講座検索ページ(英語)で探せます。日本で講座を開く機関の一覧や数は、公式情報では確認できませんでした。

SCAによると、受講料はSCAではなく講師が決めます。受講料には、講師の授業料(教材・実施の費用を含む)と、SCAの登録料が含まれます。SCAの登録料は、講師が負担することもあります。

日本の一例として、UCCコーヒーアカデミーの費用は、Introduction to Coffeeが55,000円、Barista Skills・Brewing・Sensory Skillsの初級が各77,000円です(いずれも税込・試験費用込み、2026年10月3日確認)。中級・上級やほかの機関の費用は、申込み先の公式ページで確かめてください。

ポイント・ディプロマと有効期限

修了した講座は、SCAの「ディプロマ」に向けたポイントになります。SCAが案内するディプロマは、次の4つです。SCAの講座ページでは、コーヒースキルズ講座のほか、サステナビリティや技術者(機器の整備)の講座も、ディプロマのポイントの対象として示されています。

  • Café Diploma:カフェで働く人・日々の営業を管理する人向け
  • Roastery Diploma:焙煎・生産の仕事をする人向け
  • Coffee Trade Diploma:生豆の調達・評価をする人向け
  • Sustainable Coffee Diploma:サステナビリティに取り組む人向け

講座ごとのポイントは、SCAのコースカタログ(2021年版)で入門10・初級5・中級10・上級25ポイントです。各ディプロマに必要な講座の組み合わせは、SCAの「Diploma Pathway」のページ(英語・ログインして進み具合を確認する形)で確かめてください。SCAの旧教育サイトには、コーヒースキルズ講座だけで100ポイントを集める「Coffee Skills Diploma」の案内も残っていますが、2026年10月に確認したSCAのディプロマ一覧(4つ)には出てきません。申請できるかは、SCAで確かめてください。

修了証の有効期限や更新について、SCAの公式ページに明文は見当たりませんでした。SCAは、学びの進み具合(progress)は失効しないと案内しています。有効期間3年のQグレーダーとは、この点が違います。

難易度・合格率

SCAは、コーヒースキルズ講座の合格率や受講者数(日本)を公表していません。そのため、この記事では合格率の数字を載せません。

難しさの目安は、段階の違いです。講座の時間は初級7時間・中級14時間・上級21時間と増え、日本の例では中級から実技試験が加わります。勉強時間の目安は、公式情報では示されていません。

勉強方法

SCAは、学び始めの土台として「Introduction to Coffee」を挙げています。そのあとは、自分の仕事に近い分野(カフェならBarista Skills・Brewing、焙煎ならRoasting、買付けならGreen Coffeeなど)を初級から順に進めるのが、講座の組み立てに沿った進め方です。

試験は講座の内容から出ます。過去問の公開は、公式情報では確認できませんでした。SCAの案内ページは英語です。

よくある質問

Q. SCAコーヒースキルズは国家資格ですか?
A. いいえ。アメリカに本部を置くSpecialty Coffee Association(SCA)が出す、民間の修了証です。

Q. 未経験でも受けられますか?
A. SCAは、コーヒー好きの人や仕事を始めたばかりの人向けとしています。日本の例では、入門と初級に参加条件はありません。

Q. オンラインだけで取れますか?
A. 初級はオンラインで受けられる場合があります。中級・上級は対面を含み、SCAの旧教育サイトでは、実技は実地での評価が必要としています。

Q. 費用はいくらですか?
A. 講師(機関)が決めるため、全国共通の金額はありません。日本の一例では入門55,000円・初級77,000円です(UCCコーヒーアカデミー・税込・2026年10月3日確認)。

Q. 修了証に有効期限はありますか?
A. SCAの公式ページに明文は見当たりませんでした。気になる人は、SCAや申込み先に確かめてください。

公式情報


この記事は、Specialty Coffee Association(SCA)・講座を開く機関とは関係なく独自にまとめたものです。費用・日程・試験の条件は、必ずSCAと申込み先の公式ページで確認してください。

まとめ

  • SCAの段階式のコーヒー講座。入門+5分野×3段階(初級・中級・上級)
  • 講座ごとに試験に合格すると修了証。日本の例では、入門・初級は筆記、中級・上級は筆記+実技
  • 受講料は講師が決める(日本の一例:UCCで入門55,000円・初級77,000円、2026年10月)。全国共通の試験日はない
  • 修了した講座はディプロマ(4種類)に向けたポイントになる。合格率は公表なし
新人 けんた

一度取った修了証も、Qグレーダーみたいに3年ごとの更新が必要になるんですか?

パプリカ先輩

期限の明文は見当たらない。SCAは、学びの進み具合は失効しないと案内している。

新人 けんた

コーヒーのほかに、お茶やほかの飲み物の資格も、いろいろ調べてみたくなりました。

パプリカ先輩

日本茶やワインの資格の記事と、資格の一覧があるから、続けて読んでみてくれ。

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