新人 けんた先輩、ワイン検定を受けたいんです。ソムリエ協会がやっている検定ですよね?



同じ名前の検定が2つあるんだ。この記事は日本酒サービス研究会(SSI)のほうだ。



SSIのほうは、一番下の5級から順番に受けないといけないんですか?



20歳以上なら3級からでも受けられる。級の仕組みや費用を、公式情報で整理しよう。
日本酒サービス研究会(SSI)が行う「ワイン検定」の級の仕組み・受け方(ネット・CBT・会場)・受検料・合格基準・合格率を、実施団体の公式情報(一次情報)だけで整理します。
この記事の要点
- 日本酒サービス研究会(SSI)が2015年から行う消費者向けの民間検定。5級・4級・3級・2級・1級の5段階で、テイスティングはない
- 5級・4級はネット受検(各1,100円)、3級はCBTか会場受検、2級・1級は会場受検のみ。会場受検は回ごとに日程が決まる(2027年3月7日の回は申込締切2月25日)
- 3級までは20歳以上なら受けられ、2級・1級は1つ下の級の合格が条件。合格基準は正答率70%以上(5~3級)~85%以上(1級)。合格率は公表なし
- 日本ソムリエ協会にも同じ名前の「ワイン検定」(ブロンズ・シルバー)があるが、主催団体が違う別の検定
※2026年10月3日時点の公式情報にもとづきます。
ワイン検定(SSI)とは?
日本酒サービス研究会(SSI)が「検定(知識指標)」として行っている民間の検定です。公式ページでは、消費者が「ワインをもっと楽しんでいただくこと」を目的に、2015年から行っていると説明されています。SSIは、飲食店や酒販店などお酒を提供する人にも、知識を深める手段として活用されているとしています。
日本ソムリエ協会の「ワイン検定」とは別
「ワイン検定」という名前の検定は、日本ソムリエ協会も行っています。主催団体が違う別の検定で、級の分け方も違います(SSIは5級~1級、日本ソムリエ協会はブロンズクラス・シルバークラス)。申し込む前に、どちらの団体の検定かを確かめてください。
また、SSIには「ワインコーディネーター/ソムリエ」という資格もあります。こちらは合格時にSSIへの入会が必須の資格です。ワイン検定は級ごとに試験を受ける「検定」で、検定のページに入会や年会費の説明はありません。
級の構成と受け方
級は5段階です(準1級はありません)。級によって受け方が決まっています。
- 5級・4級:ネット受検(いつでも受けられる)
- 3級:CBT(全国47都道府県のテストセンターでパソコン受検)か会場受検
- 2級・1級:会場受検のみ(東京・大阪)
5級・4級・3級は20歳以上なら受けられ、公式ページにも「5級、4級、3級からチャレンジ可能」とあります。2級は3級の合格者、1級は2級の合格者が受けられます。


どんな人に向いている?
公式ページでは、級ごとの目安が示されています。5級・4級は「ワインの魅力をご自身で楽しめる」、3級は「基礎知識を習得している」、2級は「特徴と魅力を理解し、第3者に提供できる」、1級は「あらゆることに精通している」です。ワインが好きな人の腕試しから、お店で説明する知識の整理まで使えます。
ワイン検定(SSI)の基本情報
| 名称 | ワイン検定 |
|---|---|
| 資格区分 | 民間検定 |
| 実施団体 | 日本酒サービス 研究会(SSI) |
| 受検資格 | 5~3級:20歳以上 2級:3級合格者 1級:2級合格者 |
| 試験日程 | ネット・CBT:随時 会場:2027年3月7日 (東京・大阪) |
| 申込期間 | 会場:2026年9月14日 ~2027年2月25日 CBT:申込日から 3日目以降を予約 |
| 受検料 | ネット:各1,100円 CBT:7,100円 会場:6,000円 (税込) |
| 合格率 | 公表なし |
| 試験内容 | 5・4級:30問 3級~1級: 四肢択一50問 (各50分) |
| 合格基準 | 正答率 5~3級:70%以上 2級:75%以上 1級:85%以上 |
| 公式情報 | ワイン検定 (日本酒サービス研究会) |
試験の内容と合格基準
出題分野は次の5つです。
- 歴史、文化:飲酒文化、地域文化など
- 造り方:テロワール&栽培醸造
- モラル・マナー:20歳未満飲酒の危険性や飲酒運転の撲滅など(テキスト以外からの出題)
- 楽しみ方:飲用温度、酒器、料理との相性、ラベルの読み方など
- 雑学:周辺知識、地理などさまざまなこと
試験時間はどの級も50分です。5級は正誤選択、4級は二肢択一でそれぞれ30問、3級~1級は四肢択一で50問です。テイスティングはありません。
合格基準は正答率で、5級~3級が70%以上、2級が75%以上、1級が85%以上です。上の級ほど、必要な正答率が高くなります。ネット受検とCBTは、その場で結果が出ます(即時判定)。5級・4級のネット受検は、公式ページに「受検回数 3回まで可能」とあります。1級の合格者には「ワイン名人」の認定証書が発行されます。



日本酒検定と同じで、準1級があって、2級はCBTでも受けられるんですよね?



ワイン検定に準1級はない。CBTは3級だけで、2級と1級は会場受検のみだ。



上の級ほど、問題数が増えたり、試験時間が長くなったりするんですか?



3級から上は四択50問・50分で同じだ。上がるのは、合格に必要な正答率だ。
試験日・申込期間
5級・4級のネット受検と、3級のCBTは随時受けられます。CBTはインターネットでの受付のみで、申込日から3日目以降の日を予約できます(例:10日に申し込んだら13日以降)。
会場受検(2027年3月7日の回・参考)
| 試験日 | 2027年3月7日(日) |
|---|---|
| 受付開始 | 2026年9月14日(月) |
| 受付締切 | 2027年2月25日(木) |
| 試験時間 | 1部 10:30~11:20 2部 13:00~13:50 3部 15:30~16:20 (3部は東京のみ) |
| 会場 | 東京:サケアカデミー (文京区小石川) 大阪:大阪国際会議場 (グランキューブ大阪) |
会場受検は3級・2級・1級のどれでも同じ日です。締切を過ぎた回には申し込めません。最新の日程は公式ページで確かめましょう。
受検料(費用)
| 級・受け方 | 受検料(税込) |
|---|---|
| 5級・4級 (ネット受検) | 各1,100円 |
| 3級 (CBT) | 7,100円 |
| 3級・2級・1級 (会場受検) | 6,000円 |
公式テキストは別売りで、5~3級用の『酒仙人直伝 よくわかるワイン』が1,078円、2級~1級用の『ワインの基』が3,630円です(いずれも税込の参考価格)。SSIの利用規約では、申込みが終わったあとは、自分の都合での取り消し・返金も、別の日程への変更もできません。
合格率と難易度
合格率は公表されていません。SSIの「概要」ページには、級ごとの「認定資格者数」が載っています。下の表は、その数をそのまま書き写したものです(2026年8月末現在)。
| 級 | 認定資格者数 |
|---|---|
| 1級 | 15 |
| 2級 | 69 |
| 3級 | 631 |
| 4級 | 528 |
| 5級 | 343 |
この数が人数か件数か、複数の級に合格した人をどう数えているかは書かれていません。受検者の数も載っていないので、ここから合格率は計算できません。
難易度はどのくらい?
公表された合格率がないため、数字で難易度は比べられません。分かっているのは、合格に必要な正答率が70%(5~3級)から85%(1級)まで上がることと、1級を受けるには3級・2級に順に合格する必要があることです。勉強時間の公式な目安は確認できていないため、この記事では書きません。
勉強方法と過去問
出題範囲は級ごとの公式テキストです。5~3級は『酒仙人直伝 よくわかるワイン』、2級~1級は『ワインの基』です。モラル・マナーはテキスト以外から出るので、20歳未満飲酒や飲酒運転のきまりも確認しておきましょう。
独学で合格できる?
受検の条件にコースの受講はなく、公式テキストは一般向けのショップでも買えます。テキストを読み、公式ページの問題例で形式に慣れる、という進め方ができます。
過去問はどこで手に入る?
過去問の公開は確認できませんでした。ワイン検定の公式ページに、級ごとの検定問題例が載っています。
よくある質問
Q. 何級から受ければいいですか?
A. 5級・4級・3級は20歳以上なら受けられます。2級は3級、1級は2級の合格が必要です。
Q. 家から受けられますか?
A. 5級・4級はネット受検です。3級は全国のテストセンターでのCBTか会場受検、2級・1級は東京・大阪の会場受検のみです。
Q. テイスティングはありますか?
A. ありません。どの級も選択式の問題だけです。
Q. 結果はいつ分かりますか?
A. ネット受検とCBTはその場で判定されます。CBTの合格者には、受検月の翌月末に認定証書が郵送されます。
Q. 日本ソムリエ協会のワイン検定と同じですか?
A. 別の検定です。この記事の検定は日本酒サービス研究会(SSI)が主催し、級は5級~1級です。日本ソムリエ協会の検定はブロンズクラス・シルバークラスに分かれています。
Q. 申込み後にキャンセルできますか?
A. SSIの利用規約では、自分の都合での取り消し・返金・日程変更はできません。
公式情報
この記事は、日本酒サービス研究会(SSI)・日本ソムリエ協会とは関係なく独自にまとめたものです。この記事では、検定や資格を指し示すために名称を用いています。詳細は必ず公式ページで確認してください。
まとめ
- この記事のワイン検定は、日本酒サービス研究会(SSI)が行う消費者向けの民間検定。5級~1級の5段階(準1級はない)
- 5級・4級はネット、3級はCBTか会場、2級・1級は会場受検のみ
- 受検料はネット各1,100円、CBT 7,100円、会場6,000円(税込)。申込後の取り消し・返金はできない
- 合格基準は正答率70%以上~85%以上。合格率は公表なし。1級に合格すると「ワイン名人」の認定証書
- 日本ソムリエ協会の同じ名前の検定とは、主催団体も級の分け方も違う



まずは3級をCBTで受けます。1級まで受かれば、ぼくもソムリエと名乗れますね!



1級で受け取るのは「ワイン名人」の認定証書だ。ソムリエの資格とは別ものだぞ。



お店でワインをすすめる仕事もしたいので、ソムリエ試験のことも知りたいです。



それならソムリエ試験の記事を読むといい。お酒の種類の記事も、続けて読んでくれ。
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