新人 けんた先輩、日本茶インストラクターって、茶業の人しか受けられないんですか?



民間資格で、18歳以上なら誰でも受験できる。茶業の経験は条件にないぞ。



試験はいつですか?受験料や合格率も、受ける前に知っておきたいです。



2026年度の受付は9月30日で終わった。日程と費用を公式情報で整理するぞ。
日本茶インストラクターの取り方(受験資格・試験日・受験料)と合格率・難易度を、認定団体(日本茶インストラクター協会)の公式情報(一次情報)だけで整理します。日本茶アドバイザー・日本茶検定との違いも後半で比べます。
この記事の要点
- NPO法人日本茶インストラクター協会が認定する民間資格。18歳以上(2027年4月1日時点)なら受験でき、通信講座の受講や日本茶アドバイザー資格は必須ではない
- 2026年度は第一次が11月8日、第二次が2027年1月31日。受験料は22,000円(税込)。受付は9月30日で終了し、2027年度の要項は未発表
- 合格率は、協会が最終的な合格率として「およそ35%程度」と案内(年度別の数字は非公表)。過去問は公開されていない
- 資格に期限・更新はなく、最終合格すると翌年4月1日付で認定される
※2026年10月1日時点の公式情報にもとづきます。
日本茶インストラクターとは?
日本茶インストラクターは、NPO法人日本茶インストラクター協会が認定する中級の民間資格です。国家資格ではなく、法律にもとづく資格でもありません。協会は、日本茶に関心が高く、中級レベルの知識と技能を持つ人を認定する試験だと説明しています。
資格を取るまでの流れ
第一次試験(筆記)に合格した人が第二次試験(実技)に進み、両方に合格すると、翌年4月1日付で認定されます。協会は通信講座の受講をすすめていますが、必須ではありません。


どんな人に向いている?
協会は、日本茶への関心が高い人、食育に関心がある人、日本茶に関わる仕事をしている人、将来日本茶カフェの開業に興味がある人などにすすめています。活動の場として、日本茶教室の開催、学校やカルチャースクールなどの講師、日本茶カフェのプロデュースが挙げられています。資格を取ると仕事に有利になるかどうかは、公式情報では確認できませんでした。
資格の基本情報
| 名称 | 日本茶インストラクター (日本茶インストラクター認定試験) |
|---|---|
| 資格区分 | 民間資格(中級) |
| 認定団体 | NPO法人 日本茶インストラクター協会 |
| 受験資格 | 18歳以上 (2027年4月1日時点) |
| 試験日程 | 2026年度 第一次 2026年11月8日(日) 第二次 2027年1月31日(日) |
| 申込期間 | 2026年度 9月1日〜30日(受付終了) |
| 受験料 | 22,000円(税込) 第一次免除者は11,000円 |
| 合格率 | 約35% (協会が案内する最終的な合格率) |
| 試験内容 | 第一次:筆記(五肢択一) 第二次:茶鑑定試験・口述試験 |
| 合格基準 | 第一次:総合点70点以上 +各科目の正解率50%以上 (協会の比較表・2025年2月現在) |
| 公式情報 | 日本茶インストラクター協会 |
受験資格
- 年齢:18歳以上(2027年4月1日時点)
- 学歴・実務経験:条件は書かれていない
- 日本茶アドバイザー資格:持っていなくても受験できる
- 通信講座の受講:必須ではない(協会は、受講しない独学の人も受験できると案内)
要項は「2027年4月1日時点で18歳以上」と書いています。受験日ではなく、認定日(2027年4月1日)の時点で数える形です。
「20歳以上」と書かれた古い案内に注意
協会のよくある質問ページ(2026年10月1日確認)と、2025年2月現在の比較表には「20歳以上」という記載が残っています。2026年度の要項は「受験資格の年齢要件を18歳以上へ引き下げました」と明記しているため、この記事は要項に従っています。
第一次試験が免除される人
第一次試験に合格した人は、次年度以降、第二次試験だけを受けられます。このときの受験料(第一次免除受験料)は11,000円(税込)です。免除がいつまで有効かは、公式情報で確認できませんでした。



アドバイザーの資格を先に取っておかないと、インストラクターは受けられないんですか?



持っていなくても受験できる。通信講座も必須ではなく、独学でも受けられるぞ。



でも、受験できるのは20歳以上だと書いてあるページも見ましたよ。



古い記載が残っている。2026年度の要項は18歳以上だ。必ず最新の要項を見ろ。
試験の内容と合格基準
第一次試験(筆記)
マークシートによる五肢択一方式です。試験分野は次の10分野です。
- 茶の歴史
- 茶業のあらまし
- 茶の栽培
- 茶の製造法
- 茶の利用
- 茶の化学
- 茶の品質審査と鑑定
- 茶の健康科学
- 茶の淹れ方
- 伝え方の基本
協会の比較表(2025年2月現在)には、50題×2で計100題、試験時間は75分×2時限とあります。2026年度の要項には問題数・時間が書かれていないため、2026年度も同じかどうかは確認できていません。分野ごとの出題数・配点は公表されていません。
合格基準も、比較表(2025年2月現在)では「総合点70点以上」かつ「各科目の正解率50%以上」とされています。総合点が足りていても、各科目の基準に届かなければ基準を満たしません。
第二次試験(実技)
茶鑑定試験と口述試験です。試験時間や詳しい進め方、合格基準は公表されておらず、公式情報では確認できませんでした。第二次は、第一次試験に合格した人だけが受けられます。



第一次は全体で70点を取れれば、それで合格ラインに届くんですよね?



それだけでは足りない。各科目の正解率50%以上という基準もあると協会は案内している。



得意な分野で点を稼いで、苦手な分野を捨てるやり方は通用しないんですね。



そうだ。ただ、その基準は2025年2月現在の比較表だ。最新の要項を確認しろよ。
試験日・申込期間
2026年度の日程
| 申込期間 | 2026年9月1日(火)〜30日(水)必着 (受付終了) |
|---|---|
| 受験票の発送 | 10月下旬(普通郵便) |
| 第一次試験 | 2026年11月8日(日) 12:30受付開始〜16:30終了 |
| 第一次合格発表 | 11月下旬 |
| 第二次試験 | 2027年1月31日(日) (第一次合格者のみ) |
| 最終合格発表 | 2027年2月中旬 |
| 認定日 | 2027年4月1日 |
第一次試験地は、札幌・東京・静岡・名古屋・京都・福岡・鹿児島から1か所を選びます。第二次は東京・静岡・名古屋・京都・福岡・鹿児島で、第二次の試験地は第一次と同じ地から変えられず、一次で札幌を選んだ人は原則として東京です。一次の合格者数によっては、設置されない会場もあります。申込締切後の試験地の変更はできません。
申込の方法
- 受験料を郵便局または銀行から納入する(振込手数料は自己負担)
- 受験申込書に記入し、6か月以内に撮影した顔写真(縦4.5cm×横3.5cm)を貼る
- 受験申込書を協会の「インストラクター試験係」へ郵送する(締切日必着)
受験料を払っただけでは申込になりません。受験申込書の郵送が必要です。締切日以降に届いた申込書は受け付けられず、締切後は受験料の返金や次回以降への振替もできません。
次の2027年度はいつ?
2027年度の日程・受付期間は、2026年10月1日時点で未発表です。協会は、毎年7月初旬ごろに要項を掲載すると案内しています。試験は年1回で、2026年度の受付は9月1日〜30日でした。2027年度の受付期間も、要項で確認してください。
受験料
2026年度の受験料は22,000円(税込)です。第一次試験の免除者は11,000円(税込)です。
勉強も含めた費用の目安
通信講座を受ける場合、受講料82,500円(税込。茶鑑定器具セットを含む)と受験料22,000円で、合計104,500円です。器具セットが不要な人の受講料は70,500円(税込)で、合計92,500円になります(協会の通信講座ページ、2026年10月1日確認)。協会への入会は任意で、入会する場合は入会金10,000円と年会費10,000円がかかります(協会の比較表・2025年2月現在)。
合格率と難易度
協会の「過去の受験データ」ページで、次のように案内されています。
- 合格率:近年は約35%(最終的な合格率としては「およそ35%程度」と案内。比較表では「平均25~35%」・2025年2月現在)
- 受験者:これまでに1万3,000人以上。平均年齢は37歳で、20代から40代が中心
- 都道府県別:受験者は静岡県が最も多く、次いで東京都
- 認定者:日本茶インストラクターは5,496人(1〜27期、2026年3月現在)
年度別の受験者数・合格者数や、第一次試験だけの合格率は公表されていません。「最終的な合格率」は第一次と第二次を通した数字と読めますが、計算のしかた(分母など)は示されていないため、表やグラフにはしていません。
難易度はどのくらい?
約35%は、受験者のおよそ3人に1人強が合格する数字です。ただし、公表されている合格率は幅のある案内で、年度ごとの変動は分かりません。また総合点だけでなく各科目にも基準があるため、得意分野だけで基準を満たすことはできません。勉強時間の公式な目安は確認できなかったので、この記事では書きません(通信講座の標準学習期間は4〜6か月と協会が案内しています)。
勉強方法と過去問
協会は、効率よく学ぶ方法として「日本茶インストラクター通信講座」をすすめています。テキスト・映像教材・茶鑑定セットで学び、リポート添削は3回です。受付は4月1日〜9月下旬、開講日は4月15日〜10月1日の各月1日または15日です。協会は、試験に間に合わせるには7月ごろの受講開始をすすめています。
独学で合格できる?
独学でも受験はできます。協会は、独学の場合は書店で試験分野に対応する専門書(『茶の栽培』など)を探すか、図書館で閲覧するよう案内しています。通信講座のテキストだけの販売はありません。独学の人の合格率は公表されていません。
第二次試験の対策として、有志による「直前勉強会」が毎年1月中旬ごろに開かれ、第二次の受験者全員に案内されると協会が説明しています。
過去問はどこで手に入る?
協会サイトに過去問は公開されていません(2026年10月1日時点)。協会サイトの「過去の受験データ」も、受験者数・年齢層・合格率などの統計のページで、問題は載っていません。
日本茶アドバイザー・日本茶検定とのちがい
協会には、インストラクターのほかに「日本茶アドバイザー」(初級)と「日本茶検定」があります。


- 日本茶検定:インターネットで受検でき、自宅のパソコン・スマートフォン・タブレットで受けます。受検料は3,300円(税込)。前半50問・後半50問の計100問(〇×式・択一式)で、60点以上が合格です(90点以上が1級、75〜89点が2級、60〜74点が3級)。資格認定ではなく検定で、2月・6月・10月の年3回実施予定と案内されています。日本茶検定の案内
- 日本茶アドバイザー:初級の資格です。2026年度の試験は11月8日(日)の午前で、受付は8月1日〜31日でした。受験資格は協会指定の「WEB講習」(約40分の動画)の視聴で、試験自体に年齢の制限はありません。受験料は16,500円(税込・WEB講習費用を含む)、マークシートの正誤方式です。協会の比較表(2025年2月現在)の合格率は「平均70~80%」。アドバイザーの試験要項
- 日本茶インストラクター:中級の資格です。第一次は筆記、第二次は実技で、受験料は22,000円(税込)。比較表の合格率は「平均25~35%」です。
インストラクターは、アドバイザーを持っていなくても受験できます。一方、インストラクター通信講座を修了して申請すると、アドバイザー資格も取得できる(18歳以上)と協会は案内しています。
合格したら:認定とその後
最終合格者は、2026年度の場合、2027年4月1日付で日本茶インストラクターに認定されます。認定に期限はなく、更新制度もありません(協会のよくある質問)。
協会への入会(任意)
協会への入会は、認定の必要条件ではありません。認定者は任意で入会でき、入会すると有資格者同士の情報交換や交流ができると協会が案内しています。入会金・年会費は上記のとおりです(比較表・2025年2月現在)。
資格取得後の仕事
日本茶教室の開催、学校・カルチャースクールなどの講師、日本茶カフェのプロデュースなど、活動は多岐にわたると協会は紹介しています。
よくある質問
Q. 何歳から受験できますか?
A. 2026年度の要項では、18歳以上(2027年4月1日時点)です。協会のよくある質問などに「20歳以上」の古い記載が残っているため、要項を確認してください。
Q. 日本茶アドバイザーを持っていないと受けられませんか?
A. 持っていなくても受験できます。通信講座の受講も必須ではありません。
Q. 次の試験はいつですか?
A. 2026年度の受付は9月30日で終了しました。2027年度は未発表で、協会は例年7月初旬ごろに要項を掲載すると案内しています。
Q. 受験料はいくらですか?
A. 2026年度は22,000円(税込)です。第一次試験の免除者は11,000円(税込)です。
Q. 第一次だけ合格したらどうなりますか?
A. 次年度以降は第二次試験だけを受けられます。受験料は11,000円(税込)です。
Q. 第二次試験では何をしますか?
A. 茶鑑定試験と口述試験です。時間・形式・合格基準は公表されていません。
Q. 合格発表はいつ、どうやって分かりますか?
A. 2026年度は第一次が11月下旬、最終が2027年2月中旬です。本人に普通郵便で通知され、合格者の受験番号が協会のWEBサイトにも載ります。
Q. 試験会場はどこですか?
A. 2026年度の第一次は、札幌・東京・静岡・名古屋・京都・福岡・鹿児島から1か所を選びます。第二次は札幌を除く6か所です(札幌を選んだ人は原則東京)。
Q. 勉強期間はどれくらい必要ですか?
A. 公式な勉強時間の目安はありません。協会は、通信講座の標準学習期間を4〜6か月と案内しています。
Q. 独学でも受験できますか?
A. できます。協会は、書店の専門書や図書館の書籍で学ぶ方法を案内しています。
Q. 過去問はありますか?
A. 公開されていません。協会の「過去の受験データ」は統計のページで、問題は載っていません。
Q. 資格に有効期限や更新はありますか?
A. ありません。協会への入会は任意です。
公式情報
- 日本茶インストラクター(日本茶インストラクター協会)
- 日本茶インストラクター・試験要項
- 日本茶インストラクター・過去の受験データ
- よくある質問(日本茶インストラクター協会)
- 日本茶インストラクター通信講座
- 日本茶の資格(日本茶インストラクター協会)
- 日本茶アドバイザー・試験要項
- 日本茶検定
この記事は、試験の実施団体である日本茶インストラクター協会とは関係なく独自にまとめたものです。「日本茶インストラクター」「日本茶アドバイザー」は協会の登録商標で、この記事では資格を指し示すために名称を用いています。詳細は必ず公式ページで確認してください。
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まとめ
- NPO法人日本茶インストラクター協会が認定する民間資格。18歳以上(2027年4月1日時点)なら受験できる
- 2026年度は第一次が11月8日、第二次が2027年1月31日。受付は9月30日で終了済み
- 受験料は22,000円(税込)。合格率は協会の案内で約35%、過去問は公開されていない
- 第一次は総合点だけでなく、各科目の正解率にも基準がある(比較表・2025年2月現在)
- 資格に期限・更新はなく、日本茶アドバイザーがなくても受験できる



次の試験は2027年度ですね。今のうちに何をしたらいいですか?



通信講座か独学かを決めて、7月ごろの要項に備えろ。年齢は最新の要項で確認だぞ。



10分野もあるし、各科目の基準もあって、勉強の進め方が難しそうです。



スマホで少しずつ解く手もある。うちで作った非公式の問題演習アプリを紹介しよう。
日本茶インストラクター試験(第一次)の対策をスマホで進めたい方へ
「日本茶手帖」は、試験を実施する日本茶インストラクター協会とは関係のない非公式アプリです。合格を保証するものではありません。
各科目の正解率に基準がある第一次試験向けに、10分野ごとの正答率と基準線を確かめながら、すきま時間に繰り返し解けるよう作りました。対象は第一次試験のみで、第二次の実技(茶鑑定・口述)は対象外です。
- 収録問題数:430問(五肢択一)+用語辞典109語
- 利用方法:スマートフォン・パソコンのブラウザでURLを開き、アクセスコードを入力
- 配信先:ocha.itamae.fun
- 価格:アクセスコードは2,000円/拡散で応援して購入する場合は1,000円(note経由で購入・買い切り)
日本茶手帖でできること
- 「分野のようす」で、10分野ごとの正答率と50%の基準線を確認
- すべての選択肢に根拠を表示
- 109語の用語辞典(オフライン対応)
- 協会の比較表(2025年2月現在)と同じ50問×2時限の模試
- 茶缶や段位などのゲーム要素で続けやすくする工夫
アプリの基準線は、協会の公表資料(2025年2月現在)にもとづく目安で、本番の合否を示すものではありません。協会の通信講座テキストの内容を網羅するものでもありません。購入前の注意は、noteの無料部分に記載しています。



分野ごとの正答率と基準線が見えるなら、苦手な分野がすぐ分かりそうですね。



苦手探しの目安にはなる。ただ、アプリの結果は本番の合否を示すものではないぞ。



協会とは関係のない非公式アプリなんですね。まずは無料の体験版から試してみます。



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