新人 けんた先輩、ケーキ屋さんで働く友だちが、スイーツコンシェルジュ検定を受けるそうです。



日本スイーツ協会の民間の検定だな。お菓子の種類や素材、文化などの知識を問う。



合格したら、すぐに「スイーツコンシェルジュ」と名乗れるんですよね?いいなあ。



そこが注意点だ。合格後に協会へ入会して、はじめて称号が付く。公式情報で見よう。
スイーツコンシェルジュ検定の内容・受験方法(オンライン試験)・受験料・合格基準・合格後の入会と会費を、主催する日本スイーツ協会の公式サイト(一次情報)だけで整理します。
この記事の要点
- 一般社団法人日本スイーツ協会が主催する民間の検定。ベーシック試験と、会員向けの上位のアドバンス試験がある
- ベーシックは全60問・30分で、60点満点中42点以上(正解率70%以上)が合格。初回の受験料は一般15,000円(テキスト代込み・税込)
- 協会は、会場試験を2026年10月31日で終え、11月16日からスマホ・タブレット・パソコンなどで受けるオンライン試験を始めると案内している(2026年10月の案内)
- 合格だけでは称号は付かない。協会に入会(初年度15,000円)して「スイーツコンシェルジュ」を名乗れる。会員資格は1年ごとの更新
※2026年10月3日時点の公式情報にもとづきます。
スイーツコンシェルジュ検定とは?
お菓子の分類・生地やクリームの構成・製菓材料・歴史や文化・製菓用語などを体系的に学び、その知識を問う検定です。主催は一般社団法人日本スイーツ協会で、国家資格・国家検定ではなく、民間の検定です。
検定は次の3つです。はじめての人は、まずベーシック試験から受けます。
- ベーシック試験:スイーツの分類・素材・文化的背景・製菓用語などの基礎
- アドバンス試験:ベーシックに合格し、協会に入会している会員だけが受けられる上位試験
- ジュニア・スイーツコンシェルジュ検定:小・中学生向け。自宅で公式テキストを読み、自宅で試験に取り組む
「スイーツコンシェルジュ」は、検定に合格したうえで協会に入会した人に付く称号です。合格しただけでは名乗れません。


製菓衛生師(国家資格)との違い
製菓衛生師は製菓衛生師法にもとづく国家資格で、都道府県知事が行う試験に合格し、知事の免許を受けます(同法第2条〜第4条)。受験には、中学校卒業などのうえで、都道府県知事が指定する製菓衛生師養成施設で1年以上学ぶか、2年以上菓子製造業で働いた経験が必要です(同法第5条)。スイーツコンシェルジュ検定は民間の検定で、協会は「菓子作りの技術を問う試験ではない」としています。
どんな人が受ける?
協会は、スイーツをより深く楽しみたい一般の人のほか、菓子職人・菓子販売員・食品メーカーの商品開発や企画担当・営業や広報・ライター・料理や菓子教室の講師など、食に関わる仕事の人にも活用されている、としています。
資格の基本情報
| 名称 | スイーツコンシェルジュ 検定 |
|---|---|
| 資格区分 | 民間検定 |
| 主催団体 | 一般社団法人 日本スイーツ協会 |
| 受験資格 | ベーシック: 定めの記載なし アドバンス: 協会の会員のみ |
| 受験方法 | オンライン試験 (協会の案内では 2026年11月16日 から) |
| 試験内容 | ベーシック: 全60問・30分 アドバンス: 全100問・60分 |
| 受験料 | ベーシック初回 一般 15,000円 学生 10,000円 (テキスト代込み ・税込) |
| 合格基準 | 正解率70%以上 (ベーシックは 60点中42点以上) |
| 合格率 | 公表なし |
| 公式情報 | 日本スイーツ協会 検定一覧 |
試験の内容と合格基準
ベーシック試験
全60問・試験時間30分で、60点満点中42点以上(正解率70%以上)が合格です。次の5つの章から、各10〜15問がランダムに出題されます。
- 第1章 スイーツの分類
- 第2章 基本の生地とクリーム
- 第3章 製菓材料と特性
- 第4章 世界の銘菓とスイーツ文化
- 第5章 洋菓子用語
受験資格の定めは、ベーシック試験のページには見当たりません。協会のよくある質問では、菓子作りの経験がなくても受験できるとされています。未成年の人は、保護者の了承を得たうえで受験・入会するよう案内されています。
アドバンス試験
全100問・試験時間60分で、100点満点中70点以上(正解率70%以上)が合格です。日本と世界のスイーツ文化・代表的なスイーツの構成・洋菓子の工芸技法・和菓子・味覚の5つの章と、日・仏・英の製菓用語対訳集(材料編)から、各10〜20問がランダムに出題されます。
受けられるのは、ベーシックの合格者(またはユーキャンの「スイーツコンシェルジュ講座」の合格者)で、いま協会に入会している会員だけです。飛び級やベーシックとの併願はできません。





ベーシックは60問を30分ですか。42点取れば合格なら、気軽に受けられそうです。



正解率70%以上が要るぞ。初回の受験料は一般15,000円で、テキスト代込みだ。



アドバンスも受けたいです。ベーシックと一緒に申し込めば、早く終わりますよね。



併願や飛び級はできない。アドバンスは、協会に入会している会員だけが受けられる。
試験日・受験方法・受験料
2026年に会場試験からオンライン試験へ
協会のお知らせ(2026年8〜10月)によると、会場試験(J-Testing)は新しい予約が2026年9月30日まで、受験が2026年10月31日までです。そのあとは、自分のスマートフォン・タブレット・パソコンなどで受けるオンライン試験に切り替わります。
- 申込み:2026年10月1日18時に、協会公式ストアで受付が始まった
- 受験の開始:2026年11月16日(月)と案内されている(2026年10月1日のお知らせ)
年に何回・何月何日といった決まった試験日は、公式サイトに載っていません。申し込んで入金が確認されると、受験者登録の案内メールと公式テキストが届き、受験方法・受験期間・必要な受験環境は協会からの受験案内で知らされます。合否の確かめ方も、受験案内に書かれた方法によります。
受験料(2026年10月時点・税込)
| ベーシック 初回 | 一般 15,000円 学生 10,000円 (テキスト代込み) |
|---|---|
| ベーシック 再受験 | 5,000円 (試験のみ) |
| アドバンス 初回 | 一般 15,000円 学生 10,000円 (テキスト代込み) |
| アドバンス 再受験 | 6,000円 (試験のみ) |
初回の学生料金で申し込むと、有効期限内の学生証の画像を出すよう求められます。再受験では公式テキストは送られません。ジュニア検定は検定セット(公式テキスト・試験問題・認定証など)が3,000円(税込・別に決済手数料)です。
合格後の入会と会費
ベーシックの合格者には合格証が出ます。「スイーツコンシェルジュ」の称号を名乗るには、協会への入会が必要です。会員規約による会費は次のとおりです(税込)。
- 初年度:15,000円(登録料5,000円+年会費10,000円)
- 2年目以降:年会費10,000円
会員資格の有効期間は、入会が承認された日から1年間です。年会費を払わないと会員資格は自動的に失効し、「スイーツコンシェルジュ」の呼び名も使えなくなります。当サイトで足し算すると、ベーシックの初回受験料(一般)15,000円と初年度の会費15,000円で、称号を名乗るまでに合わせて30,000円です(協会が示している合計額ではありません)。
アドバンスの合格者には、合格証・会員証(シルバー)・ピンバッジ(シルバー)が発行されます。協会は、アドバンス合格者について「登録料は受験費用に含まれています。別途年会費の追加納入は不要です。」としています。アドバンスを受けられるのは会員だけなので、会員資格そのものは、会員規約の年会費(2年目以降10,000円)で1年ごとに続けます。
難易度・合格率
合格率・受験者数・合格者数は、公式サイトに載っていません(公表なし)。合格基準はベーシック・アドバンスとも正解率70%以上です。
協会は「標準学習期間」として、ベーシックを1〜2週間、アドバンスを1〜2か月と示しています。
勉強方法(公式テキスト)
初回の受験料には公式テキスト代が含まれていて、入金の確認から3〜5営業日以内に出荷されます。協会が案内している学び方は、このテキストを使った自己学習です。テキストだけの販売は原則としてしていません。
出題は、ベーシックなら上の5つの章から各10〜15問です。章ごとにまんべんなく読んでおきましょう。公式の過去問題集の販売は、公式サイトには見当たりません。
よくある質問
Q. お菓子作りの経験がなくても受けられますか?
A. 受けられます。協会は、菓子作りの技術ではなく、スイーツの知識や文化的な理解を深めるための検定だとしています。
Q. スマートフォンで受験できますか?
A. 受けられます。オンライン試験は、スマートフォン・タブレット・パソコンなどで受けます(協会の案内では、受験開始は2026年11月16日)。必要な受験環境は、申込み後の受験案内で確かめます。
Q. 合格したら履歴書に書けますか?
A. 書けます。入会して称号を取った人は「スイーツコンシェルジュ資格取得」、入会していない人は「スイーツコンシェルジュ検定 ベーシック試験合格」と書くよう案内されています。
Q. 資格に有効期限はありますか?
A. あります。会員資格は入会の承認から1年間で、2年目以降は年会費10,000円を納めて更新します。
Q. ユーキャンの講座とはどう違いますか?
A. 協会は、ユーキャンの「スイーツコンシェルジュ講座」の修了を、ベーシック合格と同じに扱うとしています。称号を名乗るには、どちらも協会への入会が必要です。
Q. 合格してしばらくたっても入会できますか?
A. できます。初回手数料と初年度年会費を納めると会員登録される、と案内されています。
公式情報
この記事は、一般社団法人日本スイーツ協会とは関係なく独自にまとめたものです。受験方法・受験料・会費は、必ず公式サイトで確認してください。
まとめ
- スイーツコンシェルジュ検定は、日本スイーツ協会が主催するスイーツの知識を問う民間検定。菓子作りの技術を問う試験ではない
- ベーシックは全60問・30分で正解率70%以上が合格。初回の受験料は一般15,000円(テキスト代込み)
- 受験はオンライン試験に切り替わる(協会の案内では2026年11月16日から。会場試験は2026年10月31日まで)
- 称号を名乗るには合格後の入会が必要(初年度15,000円、2年目以降は年会費10,000円)
- アドバンスは会員だけが受けられる上位試験。合格率は公表されていない



合格して入会すれば、スイーツコンシェルジュの称号はずっと使えるんですね。



会員資格は1年ごとだ。2年目以降は年会費10,000円を払って更新するんだ。



お菓子づくりには国家資格もあるんですよね。そっちも気になってきました。



製菓衛生師だな。その記事や調理師の記事、資格の一覧もあわせて読んでみるといい。
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