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コーヒーマイスターとは?取り方・受講資格・費用・試験内容・合格率まとめ【2026年版】

コーヒーマイスター|取り方・費用
新人 けんた

先輩、カフェで働きながら、コーヒーの資格を取りたいんです。何がありますか?

パプリカ先輩

SCAJのコーヒーマイスターがある。お客様にコーヒーを提案するプロの資格だ。

新人 けんた

試験に申し込めば、誰でもすぐに受けられるんですよね?独学は得意なんです。

パプリカ先輩

いや、受講できるのは協会の会員だけだ。講座と実技講習会も要る。順に見よう。

この記事を書くのはプロの板前!

  • 板前一筋22年、料理長経験
  • 東京都ふぐ免許保有
  • 都心の料亭やミシュラン獲得店、会員制クラブなどに勤務

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コーヒーマイスターの取り方・受講できる人(会員の条件)・講座と認定試験の内容・費用・日程・合格率・上位資格・更新を、実施団体である一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)の公式ページ(一次情報)だけで整理します。

この記事の要点

  • コーヒーマイスターは、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)が認定する民間の資格。養成講座を修了し、認定試験に合格すると認定される
  • 受講できるのはSCAJの会員だけ(会員企業に勤める人・個人会員)。実技講習会(3時間)への参加が、認定試験を受ける必須条件
  • 認定試験は記述式・60分・100問(第44期の案内)で、60点以上が合格。受講料は39,000円(第44期・税込)で、別に年会費が必要
  • 有効期間は3年で、3年ごとに更新(手続料11,000円)。上位資格にアドバンスド・コーヒーマイスターがある

※2026年10月3日時点の公式情報にもとづきます。

目次(INDEX)

コーヒーマイスターとは?

一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)が認定する資格です。協会は、コーヒーマイスターを「お客様へ豊かなコーヒー生活が提案できるプロのコーヒーマン(サービスマン)」と説明しています。法令にもとづく資格ではなく、協会の民間資格です。

協会によると、資格を取った人は全国で延べ7,587名です(2026年8月現在)。

取り方は「養成講座+実技講習会+認定試験」

試験だけを受ける形ではありません。協会が開く「コーヒーマイスター養成講座」で専用テキストを使って自宅学習し、実技講習会を1回受けたうえで、認定試験に合格すると認定されます。講座を受けられるのはSCAJの会員だけです。

コーヒーマイスターになるまでの流れの図解

コーヒーインストラクター検定とは別の資格

名前の似た「コーヒーインストラクター検定」は、全日本コーヒー商工組合連合会の検定です(運営は連合会の中に置かれた全日本コーヒー検定委員会)。コーヒーマイスターとは団体も資格も別なので、申し込むときは間違えないようにしましょう。

資格の基本情報

名称コーヒーマイスター
(上位にアドバンスド・
コーヒーマイスター)
資格区分民間資格
(協会の認定資格)
認定団体日本スペシャルティ
コーヒー協会(SCAJ)
受講資格SCAJ会員だけ
(会員企業に勤める人
・個人会員)
日本語の読み書きが
できる人
取得方法養成講座(自宅学習)
→実技講習会1回
→認定試験
試験形式記述式・60分
100問
(第44期の案内)
合格基準60点以上
費用受講料39,000円
(第44期・税込)
別に年会費
合格率協会の案内に
「平均70%前後」
(対象期間の記載なし)
有効期間取得後3年
(3年ごとに更新)
公式情報コーヒーマイスターとは
(SCAJ)

受講できる人(会員の条件)

協会の第44期(2026年秋)の案内では、受講対象者は次のとおりです。

  • 日本スペシャルティコーヒー協会の会員限定(SCAJ会員企業に勤めている人・個人会員)
  • 日本語の読み書きができる人(実技講習会・認定試験は日本語だけで案内)

会員でない人も、入会すれば受講の対象になります。ただし第44期では、2026年6月30日17時までに入会手続き(会員登録と年会費の振込み)を終えた人が対象で、7月1日以降に入会した人は申し込めませんでした。協会は、入会の申込みから手続きの完了まで数日かかるためと説明しています。

会員企業に勤める人も、自分用の個人アカウントを取ってから申し込みます。アカウントは所属企業とのひも付けに時間がかかるため、第44期では6月30日17時までに取るよう案内されていました。

個人会員の年会費

  • 個人A会員:30,000円(B・C以外の個人)
  • 個人B会員:20,000円(起業予定者。1年限定)
  • 個人C会員:10,000円(コーヒー関連業に携わっていない個人)

金額は協会の「会員区分・年会費」のページによります。年会費は、振り込んだ月から1年間です。個人C会員は、コーヒーマイスター養成講座だけはキャンセル待ちからの申込みになります(一般の受付が締め切られたあと、定員に満たないときや欠員が出たときだけ、メールで連絡が来る形。受講できない場合もある)。お店や会社として入会する法人会員の年会費は、業種と規模によって30,000円か50,000円です。

養成講座と認定試験の内容

養成講座(自宅学習+実技講習会)

受講スタイルは、専用テキストでの自宅学習と、実技講習会(座学・カッピング、3時間)の受講1回です。学習期間は約3か月です。テキストは次の7章でできています。

  • 第1章:コーヒーマイスター(SCAJ・スペシャルティコーヒーの定義など)
  • 第2章:コーヒーとカフェの歴史
  • 第3章:コーヒーの生豆(生産処理・生豆の見分け方など)
  • 第4章:コーヒーの産業・経済
  • 第5章:コーヒーの産地
  • 第6章:コーヒーの抽出技術と食器の知識
  • 第7章:コーヒーの科学と健康

実技講習会への参加は、認定試験を受けるための必須条件です。実技講習会を受けていない人は、認定試験を受けられません。

認定試験と合格基準

  • 試験時間:60分
  • 問題数:100問(第44期の案内・1問1点)
  • 試験形式:記述式
  • 合格基準:60点以上

合格すると、協会から合格通知・認定証・コーヒーマイスターバッジが届きます。認定試験を欠席した人や不合格だった人は、あとの期で認定試験だけを受け直せます(第44期の再受験料は10,000円・税込)。

新人 けんた

記述式で60点以上なら合格なんですね。合格率はどれくらいなんでしょうか?

パプリカ先輩

協会の案内に「平均70%前後」とある。ただ、どの期の平均かは書かれていない。

新人 けんた

仕込みで忙しい日は、実技講習会を休んで、試験だけ受けに行ってもいいですか?

パプリカ先輩

それはできない。実技講習会への参加が、認定試験を受けるための必須条件だ。

日程・費用

日程(第44期・2026年秋の例)

養成講座は年2回(春・秋)開かれます。第44期の日程は次のとおりです。

入会期限2026年6月30日17時
(新しく入会する人)
申込期間2026年7月6日10時〜
7月10日17時
(先着順)
実技講習東京 9月10日・17日
名古屋 9月15日
関西(神戸)9月29日
認定試験2026年11月6日(金)
14:00〜15:00
東京・関西(大阪)
・名古屋・札幌
合否通知2027年1月中に
発送(協会の案内)

締切を過ぎた回には申し込めないので、次の期の日程は協会の公式ページで確認してください。協会は、次の期の情報を募集開始の1か月程度前を目安に、メールマガジンとホームページで知らせるとしています。

費用

受講料39,000円
(テキスト・カッピング
スプーン代、実技講習料、
認定試験受験料、
消費税、送料込み)
会費年会費
個人A会員 30,000円
個人B会員 20,000円
個人C会員 10,000円
再受験料10,000円(税込)
(認定試験だけを
受け直す場合)
更新11,000円/3年間

受講料・再受験料は第44期のものです。実技講習会・認定試験の会場までの交通費・宿泊費は自分で負担します。入金した受講料は返金されません(講習会や試験の当日に重大な感染症にかかった場合などは、返金ではなく次回への振り替え)。

難易度・合格率

協会の第44期の案内には、合格率は「平均70%前後」と書かれています。ただし、どの期・何年分の平均かは書かれておらず、期ごとの受験者数・合格者数も公表されていません。目安になるのは合格基準で、記述式100問(第44期の案内)のうち60点以上です。

上位資格のアドバンスド・コーヒーマイスター

協会は2012年10月に、コーヒーマイスターの中級資格として「SCAJアドバンスド・コーヒーマイスター」を設けました。認定者は675名です(2026年8月現在)。

  • 受講できる人:コーヒーマイスターの有資格者(SCAJ会員で、有効な認定証を持っている人)
  • 講座(スクーリング)3つすべて:歴史と科学/SCAJと生豆/産業・経済と産地。座学4時間程度のあと、同じ日に試験。1講座16,000円
  • 実習(スキルアップセミナー)を1つ以上:焙煎/エスプレッソ/ドリップ・サイフォン/カッピング。受講後に試験。22,000円から
  • すべて修了し、それぞれの試験に合格すると認定。講座や実習を受ける順番は自由で、取得までの期間の制限もない

講座1・2・3は、それぞれ年に1回の開催です。アドバンスドの有効期間はコーヒーマイスターに合わせられ、コーヒーマイスターを更新すると一緒に更新されます。

有効期間と更新

コーヒーマイスターの有効期間は取得後3年で、3年ごとに更新手続きが必要です(手続料11,000円/3年間)。会員が取得できる資格なので、更新のときにSCAJの会員であることが条件です。有効期限が切れた認定証は、再発行ではなく更新の手続きが必要です。

勉強方法

  • 受講料に含まれる専用テキスト(全7章)が学習の中心。学習期間は約3か月なので、章ごとに予定を立てて読み進める
  • 実技講習会(座学・カッピング)には、専用テキストとカッピングスプーンを持って行く(第44期の持ち物の案内)。講習で学んだことをテキストと照らし合わせて復習する
  • 試験は記述式なので、用語を自分で書けるように覚えておく

協会の公式ページに、過去問題の公開や勉強時間の目安は見当たりません。

よくある質問

Q. 会員でなくても受けられますか?
A. 受講できるのはSCAJの会員だけです。個人で入会すれば対象になりますが、入会の手続きには期限があります(第44期は募集開始の前の6月30日17時まで)。

Q. コーヒーの仕事をしていなくても受けられますか?
A. コーヒー関連業に携わっていない個人は「個人C会員」(年会費10,000円)として入会できます。ただし個人C会員は、養成講座にはキャンセル待ちからの申込みになり、受講できない場合もあります。

Q. 試験だけを受けることはできますか?
A. 初めての人はできません。実技講習会への参加が認定試験の受験資格です。前の期までに実技講習会に参加し、試験を欠席・不合格だった人は、認定試験だけを受け直せます。

Q. 試験会場はどこですか?
A. 第44期の認定試験は、東京・関西(大阪)・名古屋・札幌の4会場です。実技講習会は東京・名古屋・関西(神戸)で開かれました。

Q. 一度取れば一生使えますか?
A. いいえ。有効期間は取得後3年で、3年ごとに更新手続き(11,000円)が必要です。更新のときに会員であることも条件です。

Q. コーヒーインストラクター検定とは何が違いますか?
A. コーヒーインストラクター検定は、全日本コーヒー商工組合連合会の検定です。コーヒーマイスターは日本スペシャルティコーヒー協会の会員向けの資格で、団体も取り方も別です。

公式情報


この記事は、日本スペシャルティコーヒー協会とは関係なく独自にまとめたものです。日程・料金・申込方法は、必ず協会の公式ページで確認してください。

まとめ

  • コーヒーマイスターは、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)が認定する民間の資格
  • 受講できるのはSCAJ会員だけ。養成講座(自宅学習)→実技講習会1回→認定試験の順で取る
  • 認定試験は記述式60分・100問(第44期の案内)で、60点以上が合格。合格率は協会の案内で「平均70%前後」
  • 受講料は39,000円(第44期・税込)で、別に年会費。講座は年2回(春・秋)
  • 有効期間は3年で、更新には会員であることが必要。上位にアドバンスド・コーヒーマイスターがある
新人 けんた

まずSCAJに入会して、次の募集を待ちます。入会の期限に間に合わせないと。

パプリカ先輩

そうだ。第44期は、募集が始まる前に入会の期限があった。日程は公式で確かめろ。

新人 けんた

取ったあとも3年ごとに更新があるんですね。会員も続けないといけないのか。

パプリカ先輩

そのとおり。更新には会員であることが条件だ。お茶の資格の記事も読んでおけ。

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