MENU
パプリカ先輩
・板前一筋23年
・ふぐ免許保有
・料亭、ミシュラン店、会員制クラブ勤務
転職したい板前さんはこちら

お米マイスターとは?取り方・応募資格・三ツ星と五ツ星の違い・費用まとめ【2026年(令和8年度)版】

お米マイスター|三ツ星と五ツ星
新人 けんた

先輩、お米マイスターって、ご飯が好きなら誰でも取れる資格なんですか?

パプリカ先輩

いや、応募資格はお米の販売業の関係者だ。米穀店を営む人や家族、従業員などだぞ。

新人 けんた

じゃあ飲食店でご飯を毎日炊いている自分は、受けられないってことですか?

パプリカ先輩

応募資格に飲食店勤めの項目はない。迷ったら日米連に確認を。別の講座もあるぞ。

この記事を書くのはプロの板前!

  • 板前一筋22年、料理長経験
  • 東京都ふぐ免許保有
  • 都心の料亭やミシュラン獲得店、会員制クラブなどに勤務

 【詳しいプロフィールはこちら】

お米マイスターの取り方・応募資格・三ツ星と五ツ星の違い・講座と試験・費用・更新を、一般財団法人日本米穀商連合会(日米連)の公式の情報(一次情報)だけで整理します。

この記事の要点

  • 日米連が認定する民間の資格。お米の販売業に携わる人向け。応募資格は米穀の販売業の関係者など
  • ランクは三ツ星(知識試験=筆記)と五ツ星(技能試験=個別面談)の2つ。五ツ星は三ツ星合格者だけが受けられる
  • 三ツ星は講義のあと同じ日に認定試験。令和8年度は7月に大阪・東京・広島で行われ、受験料は15,400円(税込)
  • 規約により3年に1度の更新講習が義務。合格率は公表されていない

※2026年10月3日時点の公式情報にもとづきます。

目次(INDEX)

お米マイスターとは?

お米マイスターは、一般財団法人日本米穀商連合会(略称:日米連)が認定する資格制度で、2002年度に始まりました。国家資格ではありません。

日米連は、お米マイスターを「お米に関する幅広い知識を持ち、米の特性(品種特性、精米特性)、ブレンド特性、炊飯特性を見極めることができ」、その良さを消費者との対話を通じて伝えることができる者、と説明しています。品質や好みによるお米の選び方、炊き方、保管のしかたを対面で伝える必要があることから、制度を始めたとしています。

なお、名前の似た「ごはんソムリエ」は公益社団法人日本炊飯協会が認定する資格で、お米マイスターとは別の団体・別の資格です。

三ツ星と五ツ星の違い

  • 三ツ星お米マイスター:知識試験(筆記)に合格した人
  • 五ツ星お米マイスター:技能試験(試験官との個別面談試験)に合格した人。三ツ星の合格者だけが受けられる上位資格

認定者は、令和4年9月30日現在で三ツ星が2,145名、五ツ星が476名、合わせて2,621名です(お米マイスター全国ネットワークの発表)。

お米マイスターになるまでの流れの図解

どんな人に向いている?

応募資格の中心が米穀の販売業の関係者なので、主に米穀店(お米屋さん)を営む人や、そこで働く人のための資格です。お米を使う飲食店や中食の人、お米の勉強をしたい人向けには、日米連が別に「ごはんマイスター★講座」を開いています(後述のよくある質問を参照)。

資格の基本情報

名称お米マイスター
(三ツ星・五ツ星)
資格区分民間の資格
認定団体一般財団法人
日本米穀商連合会
(日米連)
受験資格米穀の販売業の
関係者など
(五ツ星は
三ツ星合格者のみ)
試験内容三ツ星:講義のあと
筆記の認定試験
五ツ星:試験官との
個別面談試験
試験日程三ツ星(令和8年度)
大阪 7月12日
東京 7月19日
広島 7月26日
受験料三ツ星 15,400円
(税込・令和8年度)
五ツ星は公式情報で
確認できず
合格率公表なし
更新3年に1度の
更新講習が義務
公式情報お米マイスター
認定制度の概要
(お米マイスター
全国ネットワーク)

応募資格

令和8年度の「三ツ星お米マイスター認定講座のご案内」には、応募資格として次の4つが書かれています。

  1. 米穀の届出事業者のうち販売業を営む者及びその家族、従業員
  2. 米穀販売業に5年以上従事されている方
  3. 本会団体会員(米穀小売組合等)に加入されている方(団体会員がない都道県は、一般会員として加入している方)
  4. その他、日米連理事長が、特に必要と認めた方

お米マイスター全国ネットワークのページでは、ほぼ同じ条件を「下記の1~3の条件を満たしている者」と書いています(こちらは「販売業」ではなく「小売業」の表記)。条件がすべて必要か、どれか1つでよいかは、どちらの案内にも書かれていません。申込書には「日米連会員となることを了承します」という一文と、団体会員の承認印の欄があります。自分が当てはまるか分からないときは、所属する米穀小売組合か日米連に確かめてください。

講座・試験の内容

三ツ星:認定講座と筆記試験

三ツ星は、1日の認定講座で講義を受けたあと、同じ日に認定試験を受けます。令和8年度の案内では13時から17時までで、標準の時間割では16時から17時が試験です。講習会が始まったあとの途中入場はできません。講義の内容は次のとおりです(令和8年度の案内)。

  • 米の品種特性(来歴)と新形質米について
  • 精米技術について
  • 米の保存と保管技術
  • 炊飯特性と炊きあがり・食味チェック、ブレンド特性
  • 店内レイアウトと接客マナー
  • お米の栄養学/米の表示/その他

認定制度の概要のページでは、三ツ星の試験科目を「関係法令」を含む7科目としています。問題数・試験の形式の細かい点・合格基準は、公式サイトで確認できませんでした。

五ツ星:試験官との個別面談試験

五ツ星は技能試験で、試験官との個別面談の形で行われます。科目は次の7つです。

  • 精米技術(お米を精米する技能、精米機械の知識)
  • 玄米鑑定(玄米としての米を見極める能力)
  • 米穀商品説明(三ツ星で学んだことなどを消費者に説明する能力)
  • 炊飯技術(ご飯を炊く能力)
  • 食味官能評価(ご飯としての米を見極める能力)
  • 米穀ブレンド技術(ブレンドする能力)
  • 炊飯指導技術(飲食店主などに炊飯を指導する能力)

五ツ星の試験日・会場・費用・申込み方は、日米連とお米マイスター全国ネットワークのサイトでは確認できませんでした。

新人 けんた

三ツ星は講義の日にそのまま試験なんですね。勉強は当日だけで大丈夫ですか?

パプリカ先輩

いや、テキストが受講日の1か月前ごろに届く。それまでに学習するよう案内がある。

新人 けんた

五ツ星は面談なんですね。実際にお米を炊いたり、見分けたりするんですか?

パプリカ先輩

科目に精米や玄米鑑定、炊飯、食味評価がある。進め方の細かい点は公表されていない。

日程・申込み・費用(令和8年度の三ツ星・参考)

大阪会場2026年7月12日(日)
大阪コロナホテル
(大阪府東淀川区)
東京会場2026年7月19日(日)
損保会館
(東京都千代田区)
広島会場2026年7月26日(日)
広島食糧会館
(広島市南区)
申込期間2026年4月1日
~5月22日(金)
(定員になり次第
締切)
受験料15,400円(税込)

令和8年度の日米連の案内によります。

申込みから認定までの流れ

  1. 受講及び認定試験申込書を、所属する団体会員(米穀小売組合など)へ出す。団体会員がない都道県の人は、日米連へ直接申し込む
  2. 受講日の1か月前を目途に、日米連から講座テキスト・受講証などが届く
  3. 受講日までにテキストで学習する(受講料は事前に支払う)
  4. 当日に講義と認定試験
  5. 令和8年度の案内では、9月下旬に受験者へ合否通知を送るとしている(案内PDFでは、9月に合格者へ認定証書を授与)

更新講習

お米に関する最新の情報や技術を学び直すため、規約により3年に1度、更新講習を受けることが義務づけられています。更新講習の費用や内容は、公式サイトで確認できませんでした。

合格率と難易度

三ツ星・五ツ星とも、合格率・受験者数・合格基準は公表されていません。公式の勉強時間の目安もありません。分かっているのは、三ツ星が講義と同じ日の筆記試験であること、五ツ星は三ツ星合格者だけが受けられる面談形式の技能試験であることです。

勉強方法

三ツ星は、申し込むと届く講座テキストが学習の土台です。日米連は、受講日までにテキストを学習するよう案内しています。過去問は、公式サイトには掲載されていません。

令和8年度の講義の範囲は、品種・精米・保管・炊飯とブレンド・店内レイアウトと接客・栄養と表示です(上の「講座・試験の内容」を参照)。

よくある質問

Q. 飲食店で働いていても受けられますか?
A. 応募資格は米穀の販売業の関係者などで、飲食店勤めの項目はありません。日米連は、中食・外食の事業者やお米に興味のある人も対象にした「ごはんマイスター★講座」(受講料8,000円・税別、修了者に受講修了証書)を別に開いています。お米マイスターの認定とは別のものです。

Q. いきなり五ツ星を受けられますか?
A. 受けられません。五ツ星は、三ツ星お米マイスターの合格者だけが受けられる上位資格です。

Q. 合格発表はいつですか?
A. 令和8年度の三ツ星は、9月下旬に受験者へ合否通知を送ると案内されていました。

Q. 有効期限や更新はありますか?
A. 規約により、3年に1度の更新講習の受講が義務づけられています。

Q. 「ジュニアお米マイスター」とは何ですか?
A. 小学校などで行う「お届け、ごはんパワー教室」の授業を受けた子どもへの認定です。日米連は授業の資材として認定シールを提供しており、三ツ星・五ツ星とは別のものです。

公式情報


この記事は、日本米穀商連合会とは関係なく独自にまとめたものです。日程・受験料は年度で変わるため、必ず日米連の最新の案内で確認してください。

まとめ

  • お米マイスターは、日米連が認定するお米の販売業に携わる人向けの民間資格
  • 三ツ星(講義+筆記)と、三ツ星合格者だけが受ける五ツ星(個別面談)の2ランク
  • 令和8年度の三ツ星は7月に大阪・東京・広島で実施、受験料15,400円(税込)。申込期間は4月1日~5月22日だった
  • 3年に1度の更新講習が義務。合格率は公表なし
新人 けんた

取ったら終わりじゃなく、3年に1度は更新講習を受けないといけないんですね。

パプリカ先輩

そうだ。規約で義務になっている。お米の新しい情報や技術を学び直すためだ。

新人 けんた

お米屋さんじゃない自分は、何からご飯や和食の勉強を始めればいいですか?

パプリカ先輩

調理師や和食の記事を読んでみよう。資格の一覧もあるから、続けて目を通してくれ。

次に読む記事

シェアしてね!(Share it, please!)
  • URLをコピーしました!
目次(INDEX)